ペンテコステ礼拝

新型コロナウィルス感染防止の為に４月１２日の イースターより無会衆礼拝となりました。しかし今 回、一定の収束を見て今日のペンテコステ礼拝より 通常の礼拝を開始することを教会で決断しました。 イエス・キリストの十字架の死より三日目の復活 の礼拝を皆さんで共に献げることができなかった事 はそれぞれに痛みを覚えての礼拝となったと思いま す。しかし、私たちは信仰によって、目には見えな いけれど、十字架の死より復活された私たちの主、 イエス・キリストの復活を喜び礼拝する事ができま した。 その復活の出来事から、７週目の５０日後、イエ ス・キリストの昇天から１０日後に、使徒や弟子た ちが集まっているとイエス・キリストの約束された 聖霊なる神(弁護者、真理の霊、慰め主)が与えられ ました。 イエス・キリストの復活に遭遇した時、弟子たち の中には、驚き、マタイによる福音書では「疑う者 もいた」とあります。この出来事を受け入れる事、 理解することが困難であったと思います。 しかし、イエス・キリストの復活の後４０日に渡 り、復活されたイエス・キリスト御自身が弟子たち に聖書からこれはどういうことなのかを教えて下さ いました。 そして、先に書きましたようにペンテコステの日 に約束の聖霊なる神が与えられて教会が誕生しまし た。私はこの出来事はイエス・キリストは見えなく とも、ここにおられる事を実体験させられる事だっ たと思います。 ここから始まった、イエス・キリストの福音の宣 教の働きは、２０００年の時を経て、全世界へと伝 えられています。その間に戦争、迫害、飢餓、疫病、 災害などの出来事があり、「これはどういうことか」 と叫びと祈りがあったと思います。 しかしイエス・キリストの十字架の死は何だった のかには及びません。今すぐには分からないでしょ うが、聖霊なる神はその事を私たちに分からせてく ださるでしょう。