「道ばた」 松藤 真理奈
- 13 時間前
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「よく聞きなさい。種を蒔く人が種蒔きに出て行った。蒔い
ている間に、ある種は、道端に落ち、鳥が来て食べてしまっ
た。ほかの種は、石だらけで土の少ない所に落ち、そこは土
が浅いのですぐに芽を出した。しかし、日が昇ると焼けて、
根がないために枯れてしまった。ほかの種は茨の中に落ち
た。すると、茨が伸びて塞いだので、実を結ばなかった。ま
た、ほかの種は、良い土地に落ち、芽生え、育って実を結び、
あるものは三十倍、あるものは六十倍、あるものは百倍に
なった。そして「聞く耳のある者は聞きなさい」と言われた。
(マルコによる福音書 4章3~9節)
春の道端で〈小さな白い花〉に出会いました。名前は「蚤
の綴り(ノミノツヅリ)」。ノミの粗末な着物という意味。小さ
な小さな葉をノミの衣にたとえた名前。とても小さくてかわ
いい服。少し歩くと「雀の帷子(すずめのかたびら)」に出会
いました。雀が着るような着物にたとえた名前。なかなか恰
好良い小さな服。・・・春の道端はいろんな情報がいっぱい
です。そして、あるものは鳥に食べられ、あるものは石だら
けの中に、あるものは繁みの中に、あるものは良い土地に
落ち、元気に育ちます。「野の花がどのように育つのか、よく
学びなさい」(マタイ6章28節)とイエスさまは言われました。
全ては備わっている。必要なもの
は必ず与えられる。ただ神に聴き、
神の国と神の義を求めて歩もう、
思い煩わず。春の道ばた。神さま
の愛をそっと語り継ぐ野の花たち
が、華やかに咲き誇っています。


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