イースターの始まり
- 泉清隆
- 2019年4月18日
- 読了時間: 2分
手を伸ばして、わたしのわ き に 差し入れなさい。信 じない 者にならないで、信 じ る 者になりなさい。 ヨ ハ ネによる福音書20 章27 節
小さなことですが、イースターの物語でい つも心 に 留まることがあります。 それはイエスが、十字架 で受けた傷跡 を 残した身体でよみが えられたという 事 実です。どん な身体でよみが えるかは自由だっ た は ずなのに、イエスは 目 で 見たり、手で触ったりで き る傷跡 を 残したままで、よみが えられました。な ぜでし ょう。 私は、イエスの手と 足とわ き の傷跡 が 無けれ ば、 イースターの物語 は不完全だ と 思います。 人は、し わのない肌や真珠のように きれいな 歯、理想的 な 体 型 な ど、人にと っては 不 自 然な、けれ ども、完璧 な 肉体 を夢見ます。一方、イエスにと っては、人間 の 肉体 に閉じ込められること自 体 が 不 自 然でした。で すから、あの傷跡は、イエスが 人として生 き、この 地で 苦しまれたことを永遠に記 憶 さ せ て くれるので す。 天国から 見るなら、あの傷跡 は宇宙 が 始 ま っ て 以 来、 最もお ぞましい出来事の記 憶です。 そうです。 あれほ どの出来事でさ え、過去の記 憶にな ってい き ます。 私たちが 流した涙や耐え難き を耐え た 苦しみ、 家族や友人 を失っ た 悲しみ、心の 痛み…、これらす べてがイースターのおか げで、イエスの傷跡のよう に過去の記 憶になります。傷跡 は消え ませんが、 痛 むこともありません。い つの日か、 新しいから だ が 与えられ、 新しい 天と地が創造されます。 新しい 始 まり、イースターの 始まりです。
主よ、イエスがくだ さ った復活の希望に感謝します。 今日、ここにある希望、 そして永遠の希望に感謝 し ます。 今日、主を信 頼します。 キリストの復活は、 私たちの復活の保証です。
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