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「イエス・キリスト」 泉清隆

本日の復活主日礼拝にチャイムクワイヤが「The

Rose(バラ)」を演奏します。この曲はベット・ミド

ラーが歌った歌です。以下かなり意訳しました。

愛は川のようにどのような人生をもやさしく満た

していきます。しかし愛は鋭く、こころ傷つき血を

流します。人は永遠に満たされる事なく愛を求めて

います。わたしは、愛は花あなたはその種のひとつ

だと思います。心が傷つくことを恐れて、自由に生

きることができないでいます。現実に押し流されて

チャンスを掴めずにいます。それは誰かに奪われる

と思っているから誰にも与えられずにいます。死ぬ

ことを恐れるその心は生きる意味を見つけられずに

います。孤独な長い夜、そしてあまりにも長すぎる

苦しみ。そのような時にあなたは気づくでしょう。

愛は愛を受ける人たちの為にあると。思い起こして

ください。凍えるような冬の雪の下でも。その種は

太陽の愛を浴び、やがて訪れる時に薔薇(バラ)とい

う名の花があなたのそばに咲くのです。

このバラは主イエス・キリストを指していると思

います。

旧約聖書の雅歌2章1節では「わたしはシャロン

のばら、野のゆり。」「谷のゆりです。」(共同訳)と

あります。この花が具体的に何であるかは特定でき

ないのですが、賛美歌第二編192番の「シャロンの

花」という賛美歌にイエス・キリストの愛称ですと

書かれています。Jesus,rose of Sharon。シャロン

のバラ「イエス・キリスト」となります。

また「ゆり」も復活をイメージするものです。教

団賛美歌1954年版では496番に「うるわしの白百合」

という曲があり、イエス・キリストの復活の賛美と

なっています。連続テレビ小説「エール」で薬師丸

ひろ子さんが賛美しました。この「ゆり」は多くの

聖書の個所にあります。

バラは先ほどの雅歌2章2節では「茨の中に咲き

いでたゆりの花」とあり、イエス・キリストの十字

架に架けられた茨の冠、茨の道…苦難の道を思い起

こさせます。

そして、ABOVE ALLの賛美歌(日本語の題は「すべて

にまさって」)Crucified Laid behind the stone You lived to

die Rejected and alone Like a rose trampled on the ground You

took the fall And thought of me

十字架にかけられ、墓に葬られた方。殺されるため

に生き、拒絶され、だれからも見放された方。美しい

バラの花が地面の上で踏みつけられるように、あなた

は私の身代わりとなって罪を負われました。

イエス・キリストをバラと表現しています。

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