「九州バプテスト神学校に参加して」 木村憲子
★去る7月17日(月・休)~19日(水):2023年度九
州バプテスト神学校(九バプ)のスクーリングが大
名クロスガーデンで行われた。テーマは、「教会形
成におけるコミュニケーション」。★開会礼拝の説
教で、イエスさまはサマリヤの女に「水を飲ませて
ください」と言われた。(ヨハネ4:7)。①声をか
ける②対話をする。イエスさまは疲れておられたが、
この声かけで、サマリヤの女は応答したのでした。
イエスさまの姿から、対話の意味づけを改めて教え
られた。★今回、これまでのスクーリングでの講師
が、女性であったのは初めてということで、一人は
武林眞智子先生(相浦光キリスト教会牧師)と、信
徒の私(連合副会長)でした。たまたまなのか二人
とも女性であることは意味があったと思ったのでし
た。武林先生とは連盟財政委員会つながりで面識が
あったので、常に会話があって安心できた。★武林
先生の主題講演では、女性の牧師の招聘にむけての
ジェンダーによる差別が、歴史的にもバプテスト教
会に厳然としてあったことが話された。そのことは、
わたし自身も知識としてはあったが、女子神学生の
方の多くが召命とは裏腹に、教会が女性の牧師を受
けいれなかったことで、牧師のおつれあいになるか、
主事になるか、牧師への道が閉ざされたのは、せっ
かくの学びも生かされないままなどの問題であると
感じた。★そうした問題点を教会形成シリーズ7「ひ
らかれる教会 女性の牧師の招聘にむけて」に詳細
が記されているのでご一読頂きたいと願います。★
私の話の内容としては、古賀教会に長く属している
ので、これまでの教会生活の歩み(会堂建築に係る
出来事など)、牧師との協働(役員としての奉仕な
ど)、現在の教会内外での担っている働きのことな
どを話させて頂いた。★九バプのスクーリング3日
間での学びは、大変貴重な体験であったことは勿論
ですが、神学生の方たちとの説教や学びの姿勢を通
して、親しく交わりが出来たことも私にとって大き
な恵みと励ましを頂いたのでした。
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