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「和解の働き」               泉清隆

マリア福音姉妹会The Evangelical Sisterhood of Maryというドイツ、プロテスタントのルーテル派の女子修道会があります。先日、日本支部で40年近くにわたる活動を終えて、本部があるドイツに帰られると連絡を頂き、久しぶりに訪ねました。スミルナさんはフィンランド出身の方で、もうひとりはドイツ出身のオリビアさんです。お二人は1980年にマリア福音姉妹会日本支部を開設のために、来日されて日本語学校に通い、1987年から福岡市城南区七隈に拠点を構えての活動をされました。当初1986年の今思えば拠点探しだったと思いますが、日本巡回の時に初めてお会いし、我が家の牧師館に泊まって頂きました。それ以来の交わりです。

 ホームページに紹介されている事を紹介します。

廃墟からの新しい命

 第二次世界大戦の廃墟の中で、創造主なる神はわたしたちの共同体に命を与えてくださいました。そして、人々の心の傷をいやし、壊れた関係を回復し、新しいものを芽生えさせる神の愛を証しする使命を託されたのです。創設者のマザー・バジレアとマザー・マルテュリアは、このことを最初から深く心に留めて、そのために生き、苦しみ、祈り、信仰を守り抜いたのです。

 マリア福音姉妹会の歩みを振り返ってみると、神が実に恵み深い方であることが分かります。わたしたちの人生の割れたレンガ一つ一つを御前に差し出すと、神は新しい懸け橋となるようにそれらを用いてくださいます。このようにして、和解のための使命が始まったのです。

 何よりもわたしたちは、神が永遠の契約を結ばれたイスラエルの民との和解を求めるようにと導かれています。ユダヤ人はキリスト教界から何世紀にもわたってひどい迫害を受けてきましたが、ナチス・ドイツの時代、ついにそれが頂点に達していたのです。

 後に、和解の使命は、東ヨーロッパへと広がっていきました。また、オーストラリアや南米などの姉妹会の支部では、過去に深い傷を負った先住民族の人たちに対しても、和解の働きが進められています。

https://ja.kanaan.org/

 マリア福音姉妹会の当初の事が書かれた「神の現実」という本は無教会派の高橋三郎さんが大友さんと共同で訳されています。多くの書籍があります。私も大きな励ましを頂きました。9月からは新生宣教団が本の販売を請け負っています。

 ネットで「マリア福音姉妹会」と検索してみてください。 

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