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「証し」 M.K

  • kogabaptist
  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

皆さんは、藤井風というアーティストをご存知でしょう

か?彼は岡山出身の28歳。7~8年前までは、岡山の実

家で自分のピアノ演奏と歌をYouTubeで配信しており、

その類い稀な演奏と伸びやかな歌声は、直ぐに業界の

人に見出され、コロナ禍にデビュー。多くのファンを獲得

し、今はアメリカの大手レーベルと契約し、ワールドツア

ーも行うなど、瞬く間に世界に羽ばたいたアーティストで

す。

勿論、私も知ってはいましたが、「なんか、顔もタイプじ

ゃないし、喋り方も様子も変で歌も何を言っとるのかわ

からん!」と思い、気に留めることもなく、むしろマイナスな

イメージを持っていました。

ところがつい最近、彼のnewアルバムのプロモーションも

あってか、テレビでよく目にするようになり、新曲のプレマ

(愛)という曲を耳にしました。その歌詞を見ると“私は神

そのものだと分からないのか、私は神そのものだ”とあ

り、はじめは「どういうこと?自分が神とか何言うてん

の?」と反感を抱きながら聴いていたのですが、どうもそ

のフレーズが気になり、また、曲はなかなかだったので度

々ネットで検索しては、その曲を聴いたり、彼の今までの

作品も聴くようになりました。

すると、彼の作品には「神」というワードや、grace(恵

み)、devotion(献身)、神は道を照らしてくれる…等、宗

教界隈では聴き馴染みのある言葉が散りばめられてお

り、これはゴスペル?と思える内容が多々あったのです。

彼の信仰するもの、宗教が何かは知りませんが、彼の

歌には私に、神様へのひたむきな眼差しを思い起こさ

せ、聖書のみ言葉へと導くものがありました。そう感じた

瞬間、「何言うてんの?」と思っていた“私は神そのものだ

”というあのフレーズが、「そうか!私は神様が完全なる愛

を注ぎ、ご自分に似せて造られた唯一無二の作品であ

り、神様はありのままのこの自分を、尊い者としてくれて

いるのか」と目から鱗が落ちるように気づかされ、彼の

詩がストンと腑に落ち、感謝の思いが自然と沸き上がり

ました。

とかく、私は自分のおもいで心がふさがり、神様の愛

に気付けず苦しむ毎日です。この数年も、ずっと不安を

抱え希望を見いだせず仮面をかぶり、閉じこもった自分

がいます。でも、そんな私に神様は、あの手この手を使っ

て語りかけてくださるのです。

今回のこのアーティストとの出会いも、自分にとってマ

イナスに思っていたものにも神様の力が臨むことを教え

られ、そして彼の作品によって、神様の愛に触れることが

できたように思います。

今頭の中で何回も出てくるのは、彼の「満ちていく」という

曲の“手を放す、軽くなる、満ちていく”と言うフレーズ。彼の

信条に「善いこと悪いことに執着せず、感謝して受け入れ

る。全てに意味があり、すべてが尊い」というのがあるようで

す。

これらの言葉は、自分の思いにがんじがらめになっている

私に、聖書の「何事も思い煩ってはなりません。どんな場合

にも、感謝を込めて祈りと願いを献げ、求めているものを神

に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超えた神の

平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスにあって

守るでしょう。」フィリピの信徒への手紙4:6~7を思い起こ

させてくれます。

私も自分への執着を捨て、弱く脆いこの私を尊いものとし

てくださる方に全てを預け、軽くなり、神様の愛を注がれ満

たされていきたいとおもいました。

 
 
 

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