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映画「教えられなかった戦争」 泉清隆

  • kogabaptist
  • 11月1日
  • 読了時間: 3分

10月30日に映画「教えられなかった戦争・沖縄編~

阿波根昌鴻(あはごんしょうこう)・伊江島のたたかい」を見ま

した。戦後の1955年から沖縄・伊江島では米軍が銃剣

とブルドーザーで住民の土地を強制的に接収し始めま

した。住民運動のリーダーであった阿波根昌鴻さんはク

リスチャンで、ガンジーの非暴力思想に強い影響を受

け、非暴力抵抗運動を展開しました。その思想と生涯を

描く記録映画でした。

それぞれの映画のシーンは①沖縄の歴史(琉球王朝

時代~島津藩の支配~明治政府による支配~琉球処

分)②宮古人頭税撤廃闘争/本部杣山事件/謝花昇

と沖縄自由民権運動/本部徴兵拒否運動③阿波根昌

鴻さんの生い立ち(キリスト教の洗礼/南米移民・資本

主義の根本矛盾に気付く)④西田天香・一燈園を訪ね

る(生産手段の共有と平等な富の分離の実践を知る)

⑤静岡の興農学園に学ぶ(デンマーク式農民学報散の

建設・運営を一生の仕事と決める)/後輩渡辺進さん

の話⑥伊江島でデンマーク式農民学校建設⑦沖縄戦、

スパイ容疑で連行される/投降/[神国日本・鬼畜米

英」思想の逆転⑧デンマーク式農民学校の再建⑨米軍

による詐欺と銃剣とブルドーザーによる土地の強奪/や

っぱりアメリカは鬼畜か/民政府前での断食座り込み

⑩米軍とのたたかいの始まり/陳情規定を作る/平良

修牧師の話(阿波根さんのたたかい方)⑪苦しいテント

生活/さまざまな基地被害/米軍からの攻撃⑫生きる

ための基地内強行耕作/宣教師の応援(宣伝の重要

性を知る)⑬米軍による32名農民の逮捕・軍事即決裁

判⑭区民の90%以上が栄養失調になる⑮基地内での

強行耕作続行/米軍によって畑が焼き払われる/基地

内に入る者への射殺命令⑯乞食行進/嘉手苅林昌さ

ん『陳情口説』/沖縄全島へのたたかいの拡大/全国

からの支援物資⑰生きるための爆弾拾い/解体中の二

人の爆死/演習地外での農民射殺⑱米軍による核模

擬爆弾投下訓練/パラシュート訓練/ベトナム少年兵

との出会い⑲本土の経済急成長と沖縄の犠牲につい

て、本土の人々に知らせる事の重要性を認識⑳ミサイル

撤去闘争/たたかうベトナム民衆との連帯㉑アメリカ民

政府・立法院前で爆音を流す㉒われわれは立派な農民

だ、鬼畜なんかには負けない㉓平和運動のための学習

の重要性について/若者20名を中央労働学院と一燈

園へ派遣/63歳で阿波根さんも中央労働学院に学ぶ

/社会の仕組み・戦争の原因について知る㉔畑田重夫

さん(中央労働学院で阿波根さんに教えた事)㉕松田

むつさん(中央労働学院で阿波根さんと共に学んで)㉖

農民の学習の場として、基地ゲート前に団結道場をつく

る㉗元海兵隊員のアレン・ネルソンさんの話(苛酷な海

兵隊新人訓練/沖縄の基地で殺人訓練の総仕上げ/

アジアの人々は虫けらであるという洗脳/ベトナム戦争

に従軍/平和運動を始める/沖縄の基地前で、海兵隊

員に呼び掛ける)

㉘ネーネーズ『平和の琉歌』/日本山妙法寺の人々とアレ

ンさんの平和行進㉙新崎盛暉さん(沖縄の米軍基地・安保

条約が、アメリカと日本で世界のGNPの40%を独占するた

めにあることを視野に人れたたたかいを)㉚村上有慶さん

(伊江島の人たちのたたかい方/国際連帯の視点の重要

性)㉛伊江島土地闘争の初期に応援にかけつけた、宣教師

のリカードさん(若い人々も世界の平和のためにたたかって

㉜ほしい) 阿波根さん(平和運動をたたかう人々ヘのメッセ

㉝ージ) ネーネーズ『黄金の花』/沖縄で平和運動をたた

かう人々/米軍機/5.15集会。

十字架の板の上に、英語と日本語で次のように書かれて

います。「米人に告ぐ 神よりの罰を恐れませう お互いは

愛する兄弟です。神さまは私達の毎日の行為を見守って居

ます。共に天国で楽しむことが出来ますように善い行いに努

めましょう」

 
 
 

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