日本バプテスト連盟の災害被災地支援について 日本バプテスト連盟 理事会
主の御名を賛美いたします。
2024年を迎えた私たちは、悲しみと痛みを持って
新しい年の歩みを始めることとなりました。元日の
夕刻、能登半島沖を震源に巨大地震が起こり、津波
の被害、主要な道路が寸断され、被害状況が明らか
になるにも時間を必要としました。
1月15日には吉田真司理事長、鈴木直哉中部地方
連合会長、中田義直常務理事の3名で北陸の三教会
(富山小泉町、金沢、福井)を問安し、お見舞いを届
けて参りました。それぞれの教会が被災当事者であ
りつつも、教会で担える支援活動を祈りつつ模索さ
れ、また、具体的な支援の取り組みについて共有い
ただきました。その一方、問安したそれぞれの教会
が抱える痛みにふれ、心が痛みました。
連盟としての被災地支援について
この大きな災害に対し、全国の諸教会・伝道所か
ら、また、BWA(世界バプテスト連盟)、APBF(ア
ジア太平洋バプテスト連合)など国外からも支援の
申し出をいただいており、その祈りと思いへの対応
についてお知らせいたします。
理事会では、当事者である被災地域にある各教会
の負担とならないよう配慮し、教会、地方連合と言
葉を交わしつつ、求められる支援を行っていきたい
と考えております。そして、募金活動については、
「災害引当金」として受付け、そこから支援活動に
用いていくことを確認いたしました。
災害引当金について
現在、連盟会計には「災害引当金」が取り分けら
れており、国内国外を問わず災害被災地への支援目
的のために用いております。災害に関連して損害を
受けた加盟教会の支援(お見舞い金、補修費等)、地
方連合、加盟教会の被災地支援活動へのサポート(交
通費の支援等)、連盟の加盟するBWA、APBFの募金活
動への協力などを行っております。近年の多発する
災害に対して、ここ数年は個別の募金をお願いする
のではなく、引当金からの支出を行って参りました。
この度の、能登半島地震に対しましても、同引当
金より被災した教会への支援、加盟教会、地方連合
が行う支援活動へのサポート、また、加盟教会の参
与する支援団体への協力等を行って参ります.
連盟に送金される場合は、「災害引当金」と明記の上、
送金いただきますようお願いいたします。
尚、能登半島地震に対する直接支援につきましては、
連盟の加盟するNCC(日本キリスト教協議会)ACTフォー
ラムジャパン等への募金の送金をお願いいたします。
2024年1月22日 日本バプテスト連盟 理事会
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