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イエスさまが存在する日々 (ヨハネによる福音書20章19~23節)

  • 金子敬
  • 2015年4月3日
  • 読了時間: 2分

イースターおめでとうございます。世界の暦の中にこの日があることは驚きです。それは「日曜日」のことです。この日がなぜ週の初めの日なのか、多くの人は気づかずに過ごしています。勿論、この日は単なる7日ごとの休日ではありません。十字架上で息を引き取られ、死んで墓に葬られたイエスが復活された日、正確には「復活させられた日」(聖書では常に受身形で表記)であり、それ故に、今も生きて存在しておられる主イエスを礼拝する日、だから日曜日はこの世の仕事に先立つ「第一日」、「主の日」なのです。

弟子たちは愛する主イエス様の死で途方に暮れ、迫害の手が自分たちにも及ぶのを恐れて隠れ家に身を潜めていたのですが、その真っ只中にイエスが現れ、「あなたがたに平和がるように」(ヨハネ20:19)と言われたと言うのです。この出来事が歴史の中に位置づけられ、今もこの世界暦の中に私たちは過ごしているのです。

ところで、「平和があるように」とは意訳です。原意に沿えば、「あなたがたに平和(あり)」となるでありましょう。即ち、既に、ここに平和が存在している、との宣言なのです。不安と怖れのただ中にありながらも、主イエスが存在するが故に平和は存在しているのです。

「平和」の反対語として「戦争」があります。ですから一般的には戦争のない状態を平和と理解します。しかし、敢えて言うならばイエス様と一緒にある世界とは決して無風状態を意味しません。むしろこの世の価値観との激しい戦いの中に置かれるのです。主イエスは「平和を実現する人々は幸いである」(マタイ5:9)と言われました。この世の価値観に抵抗し、戦い続けて神の平和実現へと向かう、現在進行形の平和です。イースターを迎えた私たちは、このお方と共にあること言うことを自覚したいのです。安易な平和主義、武力に守られた平和主義ではなく、主イエスの愛に基づく平和実現に向かって、希望をもってこの新年度を歩んで参りましょう。

                                                   TK生

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