「神学校週間」 泉清隆
- kogabaptist
- 6月28日
- 読了時間: 2分
神学校週間に関しては日本バプテスト連盟と全国壮
年連合からの「神学校週間によせて」「西南学院大学
神学部報」また「九州バプテスト神学校だより『はたらき
人』」をお読み戴きたく思います。その中で、西南学院大
学神学部の日原広志教授のメッセージに励まされまし
たので書かせて戴きます。
ひとりの神学生の背後に教会の長い祈りと歴史があ
ることから、誰かの献身が私たちの献身であるというの
です。個人の召命体験は教会を基いとしていることが語
られています。
また、旧約聖書の創世記1章の神の語りかけであるイ
エヒ・オール「光あれ!」は…諦めるな…もう一つの選択
肢があり、「神の現実を信じよ」と同義語です。 バビロン
捕囚となったユダヤ民族が巨大なバビロニア帝国を見
せつけられた中で、人間が考えた、この世の常識ではな
い、創造の物語が語られているのです。創世記は「諦め
ない」「希望の神話」とあります。
先日の神学校週間を覚える神学寮での集会でのメッ
セージは、イザヤ書6章のイザヤの召命の個所でした。エ
レミヤなどと違い、イザヤの場合には召命記事が6章に
あることに、これはイザヤの「献身挫折者の回顧録」であ
るというメッセージをされました。大預言者(major prop
hetメジャープロフェット) と呼ばれるイザヤですが、挫
折した後に、神殿で神の顕現を体験して本当に召命を
受けたのです。そして8節「誰が私たちのために行ってく
れるだろうか。」と神が今も叫び続けておられるというの
です。その後には宣教の困難が書かれてあります。
現在は牧師の数が圧倒的に不足しています。毎年の
西南学院大学神学部の卒業生は平均2.5人だそうで
す。現役牧師の中にも体調を崩している方がおられる事
を伺っています。いよいよせつに献身者、教役者の為に
祈りたいと思います。
神学校献金は西南学院大学神学部の大学院を含む
学生の校納金、生活費の奨学金として、また2013年か
らは東京バプテスト神学校と九州バプテスト神学校の学
生にも奨学金が使われ、2025年度からは東京バプテ
スト神学校と九州バプテスト神学校の神学校運営費の
為にも使われるようになりました。詳細は壮年連合ホー
ムページをごらん下さい。
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