「あかし」
- kogabaptist
- 3 日前
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私が初めて礼拝を経験したのは、西南学院大学の入
学式です。お祈りに戸惑った事を覚えています。二年間
の学生生活で学校の礼拝には出席していましたが、教
会には一度も行くことはありませんでした。一度、古賀教
会に行こうと出かけたのですが、教会を見つけることが
出来ずに帰ってしまいました。関心が無かった訳ではあ
りませんが、その頃は一生クリスチャンになることはない
だろうと、思っていました。
しかし、大学卒業後に東福岡教会付属幼稚園の教師
となり、一年後、自分の罪を認め、天と地この世の全てを
支配される創造主、この私に生命を与えてくださった真
実、唯一の神を信じようと、バプテスマを受ける決心をし
ました。ただイエス・キリストが何故、神なのか、イエス・キ
リストを救い主として信じる確信が持てませんでした。し
かしその後にみ言葉が与えられました。ヨハネによる福
音書14章8節~1節「主よわたしたちに御父をお示しく
ださい。そうすれば満足できます」と言うフイリポに対して
「わたしが父の内におり、父がわたしの内におられるの
を信じなさい。もしそれを信じないなら、業そのものによっ
て信じなさい」というみ言葉でした。イエス・キリストの業
は愛です。イエス様は律法学者たちの間違いを指摘し、
そのために十字架に架けられ、神の愛の業を表してくだ
さいました。
その後、私は結婚し、二世帯同居で義父以外は全員
クリスチャンホームでしたが、誰もが味わう苦労の連続
でした。一番の出来事は長男の死で、残された私、長
女、次女は今も癒えない傷を未だに引きずっているかも
しれません。
趣味で私は現在、学生の頃やっていたフオークダンス
を再び楽しんでいます。世界中で人々は音楽を聴き、歌
い、音楽に合わせて踊ります。生きている喜びを表現して
いるのだと思います。日本でフオークダンスが盛んになっ
たのは、敗戦後アメリカから派遣されたウインフイールド・
ニブロという人が全国各地を周り、学校教育にも取り入
れられ、フオークダンスが拡がっていきました。アメリカ、イ
ギリス、ロシア、メキシコ、アジアなど様々な国のダンスが
ありますが、その中でイスラエルの曲が多く、私が知って
いる曲だけでも30曲ほどあります。学校で踊った経験の
ある方もいると思いますが
「マイムマイム」…水、水という意味
「スラムヤコブ」…ヤコブのはしご(創世記28;10~)
「シボレス・バサダ」…穀物の穂(士師記12:6~)……
シボレス認証
「ツァディク・カタマール」…
旧約聖書を題材にした曲、神讃美の曲、神に選ばれた民
を歌う曲など。そして殆どの曲が手をつなぎ輪になって踊る
のです。この土地を巡って続いている戦争。テレビで悲惨な
映像を見せられ、何故こんな愚かな事が起こっているのか、
自分の正義を主張し続ける人間の罪を感じずにおれませ
ん。心が痛くなります。正義は人間の側にはない。人間の正
義は変わります。神の変わらない正義が実現されることを祈
るばかりです。私自身、常に自分を顧みつつ歩みたい。いつ
も原点に戻れる自分でいたいと思います。
フオークダンスが踊れる条件はそこが平和であることで
す。イスラエルの人も、パレスチナの人も、ロシアもウクライナ
も一緒に手を繋いで踊れる日が訪れるよう祈ります。
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