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「主の声かけ」(2020.6.14)

  • 木村憲子
  • 2020年8月4日
  • 読了時間: 2分

最近のある研究結果によると、医療従事者から励 ましてもらった患者は早く回復すると言います。ア レルギー物質で皮膚にかゆみを起こさせた状態の被 験者を、医者から大丈夫と言われるグループと、そ うでないグループに分け比較しました。すると医者 から言葉をもらった患者たちは、他の人たちよりも 不快さとかゆみが軽減されたそうです。 箴言の作者は、言葉の励ましがいかに大切かを知 っていました。「親切な言葉は密の滴り。魂に甘く、 骨を癒す。」(箴言16:4)と記しています。(*1) 故日野原重明先生(医学者・聖路加国際病院名誉 院長2017年召天)も大切な治療のひとつは、キリス トの時代のごとく「 言 葉 に よ る 癒 し」と言われてい ます。 新約聖書の福音書(マタイ・マルコ・ルカ・ヨハ ネ)にはイエスさまが病人を癒された記事が多く記 されていますが、「ベトザタの池で病人をいやす」 箇所はヨハネによる福音書のみを記載しています。 イエスさまご自身から足を向け病人に直接声をか けられたといういやしに注目をしたいと思います。 イエスさまが「べトザタ」の池のところに来られ た時の出来事です。池の周りには、大勢の病人(5: 3)が横たわっていたのです。そこに38年も病気で 苦しんでいる人がいて、イエス様はそのひとが横た わっているのを見て、また長い間病気であるのを知 って「 よ く な り た い か」と言われた。病人が良くな りたいと思うのは当たり前の事ですが、誰も助けて くれるどころか、声もかけてくれない、絶望の中に いた病人に声をかけられたのがイエスさまでした。 イエスさまの声かけは単なる病気の癒しではなく、 その人の内面の罪をも見抜いておられ救いが必要で あったからです。イエスさまの言葉に希望が与えら れ、彼は起きる、立ち上がる、そして歩く、新しい 生きる力を頂いたのです。 この出来事は今を生きる私たちにも通じる出来事 と言えます。

*1【デイリーブレッド2020,4,14より抜粋】 Copyright © 2020, Our Daily Bread Ministries,®

 
 
 

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