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「神学校週間に想う~牧師と信徒~」(2020.7.05)

  • 内山賢次
  • 2020年8月4日
  • 読了時間: 2分

「バプテストでは牧師は『身分』ではなく『職分』 であり、牧師は派遣されてくるのではなく教会が立 てるものです。教会が神から委託された宣教を行う ために立てた専従者が牧師です。教会が招聘して職 務を委託する原則の下で牧師はその教会の牧者とし て神から召された教会への『召命』と『招聘』を信 じて教会の働きに『献身』しています。牧師献身者 を神学校に送り出す(「教会形成シリーズ6」バプ 連宣教部)」ことは教会の大事なミッションではな いでしょうか。★金沢教会の田口昭典牧師(1950~) は2020年3月末の牧師辞任に当たり「私たちはバプ テストの信仰に立って居ますので牧師も信徒の一人 で牧師と信徒の間に身分の違いはありません。皆、 神の前に平等な信徒です。その一人の信徒を教会は 『牧師』として立てて教会が神様から委ねられてい る『牧師の務め;牧師職』を委ねます。牧師職は教 会の務めなので教会の祈りと決議によって誰にでも 委ねることができるものです。教会はこの人が神に よって備えられた牧師として信じて牧師に任命しま す。」続けて牧師職は「説教職」「礼典執行職」「牧 会職」が中心でゴミ出し当番、集会の準備、教会の 戸締り、相談事など多岐にわたっていると語ってい ます。★「会社勤めの定年とは違って牧師辞任の意 味は牧師の務めをお返しして信徒に戻ることです。 そして肩書きなしの壮年として教会を支える願いが あります。『人生の主導権は神』が握っておられ、 それは『神の恵み』でありその神に委ねて生きる」 と説教されています。ここに「バプテスト人」を感 じ入ります。「神について考え、神を語ることを、 神からの問いかけに耳をすまし、応答してゆくこと、 隣人の中に神を見出し、共に歩んで行くこと」(須 藤伊知郎氏2019年度西南学院大学神学部卒業礼拝) の奨めは「神学する」こと、神を語ることは牧師の 特権ではないと受け止めました。

★誰もが辿る信徒高齢者の生き方の示唆が両者から与 えられました。確かに不透明な年金保障の内で健康不 安、家族間の介護の課題などが迫っています。世界に 類のない日本の高齢社会では「牧師の高齢化」も例外 ではなく現実となっています。がしかし「神学する」 老若男女の牧師と信徒が「御言葉を宣べ伝えなさい。 折が良くても悪くても励む(Ⅱテモテ4:2)」意味は「こ の世」をしっかりと見張り、歴史と向き合い、語るべ き言葉<神>をキリストの肢体となって大胆に語り行 動するということではないでしょうか。

 
 
 

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