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 「こどもの日」をおぼえて                        木村憲子

きょうは何の日? 花の日・こどもの日です。こどもは宝とも言われ、とても大切な存在です。日本では端午の節句と言ってもとは男の子のすこやかな成長や幸せを願ってお祝いがされています。★「世界こどもの日」は、1954年に国際連合が子どもたちの相互理解と福祉を増進させることを目的として制定した記念日であり、国際デーのひとつ。国連総会は加盟国に対して「世界の子どもの日」を制定することを勧告した。★そこで日本はもともとあった5月5日を国民の休日として男子と限るのではなく「こどもの日」と制定したのです。未来を担うこどもたちの健やかな成長を祝う気持ちは、世界共通と言えます。★花の日、これは「花の日・Flower Day」アメリカ合衆国に発祥する1856年マサチューセッツ州のプロテスタント(メソジスト)教会の牧師が、こどもが信仰に歩むようにと、両親がこどもを神に捧げる(献児式・幼児祝福式))主日として特別礼拝を始めたのが最初のようです。それが6月の第2日曜日でした★以来アメリカ合衆国の教会全域へこどもを中心とする礼拝やイベントがおこなわれ、後に日本のキリスト教会にもそうした習慣が伝えられてきました。★またこの時期は、夏の花が咲き始める頃でもあり、「こどもの日」と「花の日」が結びついたといわれています。★礼拝後に持ち寄った花を子どもたちが病院を訪ねて病人を見舞ったり、警察署や各施設を訪問することを通して、こどもたちに奉仕の精神と感謝の気持ちを学ばせる機会としています。★古賀バプテスト教会でも一昨年までお花をもって交番や、消防署に感謝の意を届けました。今はコロナ下にありますが、医療従事者の方がたに、お花を届けられたらどんなに幸いでしょう。★1870年「シャロンのバラの主日」として今日の花の日に近い礼拝となりました。シャロンとは、旧約聖書にある雅歌2章1節「わたしはシャロンのばら、野のゆり」ここからの引用のようです。また、イスラエルにはシャロンという地名があります。シャロンには広く豊かな牧草地があり、ユダヤ教とキリスト教世界における理想郷を意味するようです。 

★今コロナ危機下にあってなお、戦禍や紛争などで多くの犠牲を被るのはいつも小さな子どもたちです。命が脅かされ生きる権利が奪われています。わたしたち大人(クリスチャン)は、子どもたちのことに思いを寄せ、何よりも主にある平和を祈るものです。★イエスさまは、「あなたがたを孤児(みなしご)にしておかない」と言われていますことに力強い希望をいただきます。(ヨハネ福音書14:18)


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