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「イエスさま」          泉清隆

  • kogabaptist
  • 2020年12月5日
  • 読了時間: 2分

1989年1月20日に西南学院高等学校のチャペルに韓国の中高生約30人近くが参りまして、教会の聖歌隊ですが、賛美の奉仕をしました。ほとんどが女生徒でした。小学校5年生から高校3年生までの人たちがチマチョゴリという民族衣装、チマがスカート、チョゴリが上着です。韓国語での賛美で、在日大韓福岡教会の当時牧師でした李牧師が通訳をしながらの賛美でした。数曲歌った中で、その中で、中学一年生の女生徒が前に出てきて、「……オモセヨ」「…オモセヨ」と言いました。「あなたは知ってますか。キリストの愛を。あなたは知ってますか。十字架の愛を。あなたは知ってますか。イエス・キリストが私達の為に命を捨てて下さったことを」と繰り返し繰り返し賛美していました。その後に、賛美がもたもたしてきました。それは二列目の中央に並んでいた高校3年生くらいの女生徒が泣いていたからでした。一生懸命涙を拭いながら歌おうとするのですが、歌がなかなか続かない。そうしますとその女生徒だけではなくて、他の生徒も何人も泣き出したのです。実はこの話しは亡くなられた西南学院高等学校宗教主任の清水実先生からお聞きしたのですが、清水先生は李先生に聞いたのです。「先程、女生徒たちが泣いていましたが、あれはやっぱり歌詞を賛美しながら、キリストの愛に迫られたということでしょうか」というと「その通りです。韓国のクリスチャンの多くは子供の時から教会学校に行きます。そして本当に信仰的に鍛えられます。みんな純粋な信仰をもっています。ですから『イエス様の愛、イエス様の十字架』ということを聞いた時に思わず泣き出す子も多くおります。」清水先生はそれを聞いて、あの生徒たちは昨日や今日クリスチャンになったんじゃないと思う。もう何年か或いは何十年かクリスチャンとしての歩みをしてきたではないかと思う。にもかかわらず、その十字架の愛をあなたは知ってますかと、キリストの愛を知ってますか。イエス・キリストが私たちの為に命を捨ててくださったことをと歌った時に思わず泣いて歌が続かない。日々新たに信仰の喜びに生きている。と言われました。

 
 
 

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