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神はマスクをしておられか                泉清隆

10月のバプテスト心身障害児者を守る会の広報誌「愛の手を」の中に、火曜集会の事が報告されていました。私も何回かお話しさせて頂いたのですが、西南学院小学校聖書科教員の松藤真理奈さんが「私たちの弱さのところに飛び込んだ神」と題するメッセージをされたとあり、最初に「神様にマスクいる?」と書かれたフリップを出されてお話しをされた事が記されていました。私は今、イエス・キリストが教会堂に入ってこられたら、マスクをしておられるかしておられないか、どちらだろうかと思いました。イエス・キリストは神が人の姿になって来られたので、人の姿としてイエス・キリストを見ると思います。その時に、マスクをしていない人を見ると、言わないまでも「マスクをしていないではないか。律法では(感染予防では)これが大事なのだ」と思うと思います。イエス・キリストは神であるのでマスクの必要はありません。しかし、イエス・キリストは神であり人間でもあります。赤ちゃんとして生まれ、母親から人間の必要な免疫抗体を受けたでしょう。イエス・キリストは人として、疲れたり、休まれたり、喉の渇きを覚えておられます。病気になられた記述はありませんが、受難の場面で体に損傷を受けて、出血して、命が奪われています。となるとウィルスの抗体がなければ感染するでしょう。感染予防のマスクは必要です。ヘブライ人への手紙4章15節「この大祭司は、わたしたちの弱さに同情できない方ではなく、罪を犯されなかったが、あらゆる点において、わたしたちと同様に試練に遭われたのです。」

 教会の信仰告白についての学びが計画されています。イエス・キリストは神であり、人であるとの告白を大事にしたいと思いました。   

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