証し H.H
私はH.Hと申します。1937年5月28日生れで、あと一か月余りで84歳に成ります。バプスマは1987年4月3日54歳の時でした。福岡新生教会の竹田浩牧師の元で受けさせて戴きました。我家は両親と我々兄弟2人の4人家族で、最初にイエス・キリストに接したのは弟の哲義でした。彼は学生の頃より教会に通い始め、19歳で献身を決意、家族の反対(特に父親ですが)を押し切って熊本愛泉教会の日高範嘉牧師の元で研鑽を積み、西南大神学部に入学、そして卒業後念願の牧師の道に踏み出しました。間もなく母・房枝が日高牧師の熊本愛泉教会に通い始め、約十年程で、父・文夫が、ある日曜日の朝、自宅で幻を見て、信仰に踏み切り「房枝!今から教会に行くぞォ」…と大声を出して母を驚かせたそうです。それ迄は母がいくら父を教会に誘っても、行くとは言わなかったそうです。最後に遅れる事十年あまり、私もやっと福岡新生教会で洗礼を受ける決心をしました。それ迄、我家は浄土真宗の仏教徒でしたが、実質は無宗教の家族でした。今では両親は共に天国に籍を移し、残る兄弟2人は、この世で頑張って生きています。我が家は船越哲義牧師を通して、イエス・キリストを知る事が出来たので、両親と私は息子や弟ではなく、信仰の師として今迄接して来ましたし、これからも変わりは有りません。ヨハネによる福音書15章16節が語っています様に「あなたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたを選んだ」…と、この様に尊い主が自ら罪深い私達を選んで下さった事に、本当に、もったいなく思い、心より感謝をしています。
次は1/10献金の話をします。私が教会に通い始め、およそ10年間ぐらいは1/10献金もしていませんでした。1/10献金を始めたきっかけは、未だ山鹿新生教会が伝道所だった頃、ある礼拝で、ある姉妹の1/10献金の証を聞いた時でした。少なからず感銘を受け、この1/10献金の事は主が試して良いと言われた事を知っていましたので、実行する事にしました。自分の入金日迄に生活費が保つかどうか心配していましたが、不足するどころか、少しですが余裕が出たのです。これには私も驚きました。主は真実なお方です。
考えてみると、私達の収入の全ては主のおかげなのです。この1/10献金は私達の努力目標ではなく、主に対しての義務だった事にこの時気が付きました。主は口にされた事は必ず実行されます。尊い主は海辺の一粒の砂の様な罪深い私達の一人一人の名前も御存知です。そして一人一人を愛して慈しんで下さる御方です。この世で唯一の神なのです。主に従って行けば必ずや心に平安が訪れ穏やかな日々を過ごす事が出来ると信じて居ます。例え逆境に見舞われる事が有っても、主はその人が乗り越える事が出来ない様な試みは決してお与えにはなりません。これからも私達は主のみを信じ、主が言われる全てに従って行く覚悟でございます。主が私達人間の罪を全て一身に引き受けて下さり十字架に付けられ死んで下さり、三日後に復活された事を私は信じます。この様な私ですが、皆様の仲間に入れて戴きたく心より思って居ます。なにとぞ、よろしくお願いいたします。
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