top of page
検索

「愛に生きよ」 マタイによる福音書 5章38~42節

  • kogabaptist
  • 2014年11月15日
  • 読了時間: 2分

今朝の聖書箇所は、「あなたがたも聞いているとおり」といって、よく知られた「目には目を、歯には歯を」という古い戒めから始まります。これは旧約聖書の出エジプト記21章22~25節、レビ記24章20節などにも記されています。古くはバビロン(現在はイラクの首都バグダッドの南約90キロにあった古代メソポタミア文明の中心として栄えた都市)のハムラビ法典にまでさかのぼります。この「目には目を、歯には歯を」だなんて、現代の私たちの感覚からすれば、ずいぶん野蛮なように聞こえますが、もともとの意味は同害同復法といって、私たち人間の復讐がエスカレートしていくのを制限するものでした。

復讐というものはだんだんとエスカレートするものです。創世記4章23~24節には、「わたしは傷の報いに男を殺し、打ち傷の報いに若者を殺す。カインのための復讐が七倍なら、レメクのためには七十七倍」とあります。復讐は徹底的にするということです。自分が受けた以上の苦しみを相手が受けないと、気がすまないのです。

今も世界各地で繰り返されている紛争のことを思い起こします。イスラエルとパレスチナの紛争ひとつをみてもそうです。思いかえせば、父親の陰にただ隠れようとしていたパレスチナの少年が、イスラエルの兵士によって射殺されるという衝撃的なニュース映像を思い出します。すぐさま、パレスチナ人の怒りが頂点に達し、イスラエルの兵士三人をリンチで殺してしまい、それがまた報道されました。そうするとすぐにイスラエル軍が報復措置としてパレスチナの町を空爆しました。

石を投げつけられたら、銃で撃つ。リンチをされたら、空爆をする。これによって死者は双方にまたがりましたが、その数は圧倒的にパレスチナ人の多くの命が失われたと報道は伝えていました。パレスチナの少年たちもイスラエル軍に対する憎しみを募らせ、大人に交じって投石をしていました。戦車に向かって投石をする少年の写真もショックでした。報復というのは、終わりのない憎しみの連鎖なのです。

       大野裕昭(西南学院大学神学部神学専攻科)

最新記事

すべて表示
「神の国の支配」泉清隆

4月9日に GO TO MISSION の集会があります。 これはリバイバルミッションという宣教団体の企画です。 その働きの中に「とりなしの祈り」の部分を担当している 瀧元望SIRネットワーク代表が書かれたものを引用しま す。(引用許可を戴きました)...

 
 
 
「平和を造る人々」 泉清隆

マタイによる福音書5章9節は「平和を造る人々は、幸 いである」と訳されていますが、ギリシア語は「平和を造 る人々」が一つの単語になっています。 ハンス・ヴィンディッシュという方の「平和をもたらす者 たち …神の子ら 第七至福〔マタイ福音書5章9節〕の...

 
 
 
「祈る時」 泉清隆

春日原教会の原田賢牧師が紹介してくださったもの です。9.11同時多発テロの悲しみの中で広く知られるよ うになった詩、If tomorrow never comesにインスパ イア(触発)されて作られた曲で「The Time To」愛し...

 
 
 
Featured Posts
Recent Posts
Search By Tags
Follow Us
 古賀バプテスト教会

811-3111

古賀市花見南2丁目27-45

​Telephone / Fax : ​092-942-2614

              

HP:URL   http://kogabaptist.wix.com/kogabaptist  


HP内聖書:日本聖書協会 新共同訳使用 新共同訳:(c)共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation/(c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987,1988

お問い合わせ

送信ありがとうございました

bottom of page