「チャンス、チャレンジ、チェンジ」 ルカ19:1~10、イザヤ43:4、ヨハネ3:16
- kogabaptist
- 2015年6月26日
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昨年、「ザ・テノール―真実の物語―」という映画が福岡で上映され、私は、前売り券を購入し、11月3日月曜日に博多駅ビルの映画館に行きました。ところが、その前の週の金曜日に上映が終了していました。映画館の人に尋ねると、私のチケットは全国共通券なので、全国どこででも見ることができると分かりました。調べていただくと、北九州のリバーウォークでは、まだ上映中でした。翌日私が住んでいる二日市からの往復電車代3,300円を支払い見に行きました。1,100円の映画を観るために、往復3時間以上かけて、そのうえ3,300円払うのは考えられないことかもしれませんが、なぜかここで見ない事には、という気持ちになりました。すばらしい映画でした。帰りの電車内、私には映画音楽のメロディーが余韻として残りました。
チャンスに対してチャレンジしました。チャレンジするにはエネルギーが要ります。しかし、チャレンジしたことで私には感動するという変化が与えられました。しばらくして、私は聖書の読み方にチェンジが起き始めました。この事を通して聖書を読み返すと、特にイエスさまが登場される場面には、チャンス → チャレンジ → チェンジという流れが、いっぱいあることに気付きました。新たな発見でした。それが面白いように当てはまるのです。
例えば、ザアカイという取税人は、イエスさまが近くにお越しなることを知りチャンスを得ました。人が大勢集まったため背が低い彼はイエスさまを見ることができません。ところが、何としてでも、・・・木登りをしてでもイエスさまを一目見たい。チャレンジです。そこへイエスさまの招きがありました。イエスさまはザアカイの家に入られました。ザアカイはイエスさまの愛を受けて人生が変えられました。税金を集めるばかりだった彼は、この日以降「自分の財産の半分を貧しい人々に施し、もし誰かから不正な取り立てをしていたらそれを4倍にして返す」と誓いました。聖書には、チャンス → チャレンジ → チェンジのシリーズ・メッセージが多く記されています。
神さまの愛を受けることによって、何らかの変化を感じて下さい。次はあなたの番かもしれません。
筑紫野二日市教会牧師 加来国生
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