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「復活の恵みの中で」 ルカによる福音書 24:13~35

  • 内田章二
  • 2016年3月26日
  • 読了時間: 2分

イースターおめでとうございます。

この朝私たちはイエスがエマオという村に向かっていた二人の弟子にあらわれたと報告するルカ24章の記事からメッセージを頂こうとしています。イエスが復活された朝、婦人たちはイエスの墓に行きます。ところが、墓の入り口においてあった重い石がころがしてあったので不審に思って中に入ってみると、安置してあるはずのイエスの遺体がなくなっていました。婦人たちはうろたえました。けれども、彼女らはそこで御使い(と思われる人)から「イエスは復活された」という知らせを聞いたのです。しかし、他の弟子たちはそれを信じませんでした。

人は「そんなこと、あるはずがない」という常識の枠からなかなか抜け出すことができません。イエスは弟子たちに、ご自身の言葉で「復活」について繰り返し語っておられました。けれども、彼らでさえ「そんなこと、あるはずがない」という常識の世界から自分の力で抜け出すことは出来ませんでした。

けれども、普段は気づかずに生きていますが、実は私たち自身が「あるはずがない」復活の恵みの中に生かされて、ここにいるのです。パウロはこう言っています、「しかし、憐れみ豊かな神は、わたしたちをこの上なく愛してくださり、その愛によって、罪のために死んでいたわたしたちをキリストと共に生かし・・・、キリスト・イエスによって共に復活させ、共に天の王座に着かせてくださいました。」-エフェソ2:4および6-。しかし、そうは言っても私たちには、イエスの愛に触れ、罪赦されて生きる今も相変わらず弱く、人を愛することにはおそく、恨んだり憎んだりすることには早いという現実があり、その中で悩むことが多いのです。否、日々そのような歩みを繰り返しているかもしれません。けれども、そのような危うさの中を生きる私も、御言葉の励ましによってもう一度神に心を向けて歩みだすことができるのです。

今朝、復活のいのちを喜び合う者として、この礼拝に招かれていることを受け止め、あらたに歩み出しましょう。

                         協力牧師 内田章二

 
 
 

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