top of page

教会の創立記念日 (使徒言行録 2章1~13節)

  • 金子敬
  • 2016年5月14日
  • 読了時間: 2分

昨日、西南学院の創立100周年記念式典と祝賀会が行われました。西南100周年のロゴマークには、「一粒の麦から、次の100年に向かって」とあります。アジア・太平洋戦争をはさむ歴史の波を乗り越えて、「西南よ、キリストに忠実なれ」との創立者C.K.ドージャーの建学の精神が、生き生きと次の100年に繋がるのは嬉しい限りです。

ところで、キリスト教会は、2000年の歴史を背負いつつ、今年も創立記念日を迎えました。イエス・キリストが復活された年の「五旬祭の日」がキリスト教会誕生の日です。五旬祭(ペンテコステ)とは50日目の意味です。主イエスは復活後40日間を弟子たちと共に過ごされましたが、その後は見える姿では存在されません。しかし、その10日後に、約束通りに「聖霊」となって弟子たちの内に宿り、それ以来、普遍的に歴史のただ中に存在し続けて下さっているのです。正に、「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。」(Ⅱコリント4:18)とある通りです。

使徒言行録2章の記事によれば、そこには、見える姿の主イエスと共に歩んでいた頃とは比較にならない、力強い弟子たちの姿が描かれています。彼らは内側から燃やされる炎のように、圧倒的な力に支配され、主イエスがキリストであることを証しします。彼らは大胆に人間の罪を指摘し、この罪を贖うイエス・キリストの死(十字架)を指し示します。それは神の愛、即ち、罪人を赦し、神の御業へと召し立てられる、神の歴史支配の現れです。教会(エクレシア)とは「招集された者の群れ」の意味です。神はご自身の愛の御業を現わすために聖霊を降し、キリストに従って歩む人々の群れである教会を起こされたのです。

多くの年月を経て、キリストの福音は全世界へと広がり、1947年5月にE.B.ドージャー宣教師(C.K.ドージャーの息子)らにより、国立福岡療養所(現・東医療センター)の病床にある人々に届けられて、古賀教会が誕生したのです。然り、「キリストに忠実なれ」は私たちへのメッセージでもあるのです。

                                  TK生

 
 
 

Comments


Featured Posts
Recent Posts
Search By Tags
Follow Us
 古賀バプテスト教会

811-3111

古賀市花見南2丁目27-45

​Telephone / Fax : ​092-942-2614

              

HP:URL   http://kogabaptist.wix.com/kogabaptist  


HP内聖書:日本聖書協会 新共同訳使用 新共同訳:(c)共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation/(c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987,1988

お問い合わせ

送信ありがとうございました

bottom of page