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救い主をお迎えする備え (ルカによる福音書 1章5~20節)

  • 金子敬
  • 2016年12月2日
  • 読了時間: 2分

クリスマスになると必ず読まれる聖句に、「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」(ヨハネ3:16)という福音の神髄を語る言葉があります。

「独り子」とは神の御子イエス・キリストです。イエスを私の主と信じ受け入れることで、滅びから永遠の命(神との関係性に生きること)へと移されることが約束されているのです。これがクリスマスのたびごとに確認させられる福音の中心です。

ところで、新約聖書にある四福音書すべてが、主イエスが来られる前に洗礼者(バプテスマの)ヨハネが来たことを記します。

彼は人々がイエスを信じ、主として迎える道備えのためにイエス誕生の前に登場した重要人物でした。ルカ1:16~17には、「(ヨハネは)イスラエルの多くの子らをその神である主のもとに立ち帰らせる。

彼はエリヤの霊と力で主に先立って行き、父の心を子に向けさせ、逆らう者に正しい人の分別を持たせて、準備のできた民を主のために用意する。」とあります。

彼は「悔い改めよ。天の国は近づいた」(マタイ3:2)と宣言し、人々に「悔い改め」(神への立ち帰り)を求めます。即ち、すべての人は自らが「悔い改めを必要としている罪人」であるとの「正しい人の分別」に目覚め、自己中心から神中心へと引き戻される必要がある、と訴えているのです。

「悔い改め(方向転換の意)」は主イエスを迎えるための必須条件です。自己絶対化という固い殻を取り去り、キリストの前に身を低くすること、これこそ救い主イエス・キリストをお迎えする最大の準備なのです。

クリスマスを前にして、「今年のクリスマスは・・・」とあれこれ思いめぐらすにあたり、その真っ先になすべき準備がここにあります。主イエスご自身も「時は満ち、神の国は近づいた。

悔い改めて福音を信じなさい」(マルコ1:15)と言われて、信仰への招きを語っておられます。あなたも、私も、主なる神様との関係性を今ひとたび吟味して、「準備のできた民」とされて、心から主のご降誕をお祝いする者でありましょう。

                                  TK生

 
 
 

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