喜ばれる管理者として ペトロの手紙一 4:7~11
- 木村憲子
- 2017年3月10日
- 読了時間: 2分
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みなさまSDGs(サステナブル デベロップメント ゴールズ)という言葉をご存知でしょうか。それは持続可能な開発目標と言われ、地球環境や経済活動、人々の暮らしなどを持続可能とするために、すべての国連加盟国が、2030年までに取り組む行動計画の事です。
SDGsのとりまとめに奔走したナイジェリア出身のアミーナ・モハメッドさんは、「地球は人間なしで存続できても、わたしたちは地球がなければ存続できない」と言われまさに人間は、すべての人々が地球を管理すべき対象とされていると言っても過言ではないのです。
神は天地を創造され、この創造された被造物の管理を「生き物をすべて支配せよ」(創1:28)と言われた。
今は、どうでしょう、地球の環境汚染は、肥大し深刻化しているため、管理をしているはずの人間自身が壊しているのです。私たちの生活から見直しが求められます。
「あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのですから、神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい。」(ペトロの手紙一4:10)と本日の中心聖句です。
賜物はすべて一時的に預けられています。預けられたものを、自分の好き勝手にしてしまうことではなくその賜物をどのように使っていくのか問われています。わたしたちが持っているものは、お金も時間も才能もすべて神から与えられたものです。「十分の一の献げ物をすべて倉に運び、わたしの家に食物があるようにせよ。
これによって、わたしを試してみよと、万軍の主は言われる。必ず、わたしはあなたたちのために、天の窓を開き、祝福を限りなく注ぐであろう。」(マラキ3:10)主なる神に価値をおくわたしたちは、何よりも神のご用にために喜んで献げるのです。
私たちがなすべきことは、与えられた恵みの賜物を用いて神に喜ばれる管理者として歩むことではないでしょうか。
古賀教会執事 木村憲子
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