神の愛と教会の交わりに結ばれ (ヨハネの手紙一 4章13~21節)
- 金子敬
- 2017年3月24日
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2007年8月より9年8ヶ月間にわたり、古賀教会の牧師を務めさせて頂き、心より御礼申し上げます。
高齢で健康上の問題を抱えている者が、皆様の大いなる寛容をもって支えられ、主日ごとの御言葉による務めに携われましたことは、正に神の憐みによるものでありました。牧師就任時には、会堂建築に伴う借入金残額が3000万円(利子を含む)程ありましたが、10年間で凡そ300万円を残すまでになり、加えてこの間二次に亘る会堂修復工事(凡そ400万円)も行えましたことは、皆様の祈りと尊い献げものによるところであり、感謝でいっぱいです。
着任後に始めました教会学校も全年齢層にわたり学び合う楽しい場となりました。又、交わりの場としての昼食会も途切れることなく続きました。
教会は神の愛が現われるところ、その一つが食事を共にすることであり、これを初代教会はアガペーと言い表しておりました。もともと、食事に与れない貧しい人々とも分かち合うことの故にアガペー(愛)の言葉が用いられているのですが、今はお互いのお腹が満たされ心が開かれる分かち合いの場となって定着しています。
このために多くの方々が準備に関わり、その多大なる労苦によって成り立っていたことも覚えたいと思います。
本日で金子は古賀教会牧師を辞任しますが、教会はキリストの体、常に主イエス様がいらっしゃるところです。神の愛はこれからも泉牧師を通して説き明かされ続けて行くことでしょう。
皆様にはこの神の愛と教会の交わりにしっかりと結ばれて、ここから離れることなく、更に多くの人々にこの愛を伝えていただけるよう、期待するところです。
私は4月より大牟田フレンドシップキリスト教会の牧師として、健康である限りはこの務めを果たしたく願っております。
大牟田は私たち夫婦がバプテストとして歩み出した思い出の地、ここから献身して西南学院大学神学部に送りだされました。
あれから50年を経て再び彼の地に導かれるとは何という不思議でしょうか。
皆様の祈りに送り出されて次の任地に向かいます。
本当にこれまでの10年間、豊かなお交わりを有難うございました。主に在りて。
TK生
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