top of page

ペンテコステ

  • 泉清隆
  • 2017年6月4日
  • 読了時間: 3分

キリスト教には三つのお祝いがあります。一つは大変有名なクリスマスです。イエス・キリストがお生まれになった日をお祝いします。世界中の人たちがお祝いしています。私たちの救い主イエス・キリストがお生まれになった。ジェームス・アーウィン宇宙飛行士アポロ15号で最も印象に残ったことと言えば、ロケットの中で身体が自由自在に浮かんだこと、月から見える三日月形の地球、世界中が見守る中で着水し凱旋したことなどを語りました。彼はまた、月面に立ったとき、神の栄光を見ると同時に、地球に縛られた人々の苦しみを感じ、その体験は彼の信仰に大きな影響を与えたとも言いました。そして、地球に帰って来た時、ただの有名人であるだけでは満足できないと思ったそうです。仕える者になり、人がより良く生きる道を知らせるべきだと考えました。アーウインは語ります。もし、人間が月の上を歩くことがそれほど素晴らしいことならば、神がイエス・キリストという人になってこの地球の上を歩いてくださったことは、この上もなく素晴らしいと。

 神が人となってこの地上を歩まれたのです。これがクリスマスです。

 そして、次のお祝いはイースターです。そのイエス・キリストが囚われている人を解放し、苦しむ者と共に歩み、病人をいやし、神の恵みの道を開かれました。しかし、イエス・キリストのなさったことに反感を持つ人たちは、イエス・キリストを十字架の死へと追いやりました。イエス・キリストは十字架にはりつけにされて殺されました。というのは、歴史の事実です。誰も否定をしません。しかし、イエス・キリストは死んだだけではなく、復活されたという事実が聖書に記されています。驚くべき事ですが、それから、あの弱々しい弟子たちが勇気付けられて行きました。

 そして、イエス・キリストの復活後50日目に、聖霊なる神さまが来られるという約束をされました。約束通りにペンテコステの日に聖霊なる神さまが来られました。ペンテコステとは50日目というギリシア語から来た言葉です。日本語では五旬節(ごじゅんせつ)五旬祭、聖霊降臨(せいれいこうりん)ともいいます。あまり知られていないですが、英語ではWhitsunday(Whit Sunday)ともいいます。「白衣の日曜日(White-Sunday)」の意味で、この日に洗礼…バプテスマ式が多く行われ、受洗者が白衣を着用したことからだそうです。そしてこれまた、面白いのはquarter dayクオーターデーとも言う言葉があります。四期支払い日という事ですが、英国、アイルランド、米国などで、元々はこのペンテコステの日を1年を四期に分けた3ヶ月ごとの支払い日の一つにしている事から来ています。これは本当に生活の中に、ペンテコステが入り込んでいる証拠ですね。ちょっと横道にそれましたが、ペンテコステは教会の誕生日なのです。全世界にキリストの教会がここから建てられて行きました。そして、時代を経て、古賀教会が建てられて70年です。おめでとうございます。

 
 
 

Commentaires


Featured Posts
Recent Posts
Search By Tags
Follow Us
 古賀バプテスト教会

811-3111

古賀市花見南2丁目27-45

​Telephone / Fax : ​092-942-2614

              

HP:URL   http://kogabaptist.wix.com/kogabaptist  


HP内聖書:日本聖書協会 新共同訳使用 新共同訳:(c)共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation/(c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987,1988

お問い合わせ

送信ありがとうございました

bottom of page