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「信仰によって」

  • 泉清隆
  • 2017年7月3日
  • 読了時間: 2分

2013年のノーベル物理学賞はイギリスの物理学者ヒッグス博士とベルギ -のアングレール博士でした。

どんな科学的貢献をなさったんでしょう。

すべ ての物質に重さを与える素粒子、ヒッグス粒子の存在を理論的に予言されまし た。このヒッグス粒子というのは、目で見ることはできず、手で触ることもで きず、耳で聞くこともできません。

人間の体に全く関知できないばかりか、つ いこの間まではどんな分析装置を使っても捕らえることが出来ないものだった んです ところが2012年の7月 ヨーロッパの大型加速器を使った実験で 。 、 、 実際にヒッグス粒子が見つかったのです。この実験には日本の東大チームも大 いに貢献しました。

ところで、その存在を確かめる手段が何一つなかった時に、ヒッグス博士は どうして未発見の物質の存在を予測することが出来たのでしょうか。

一言で言 うと、それがあると仮定するといろんなことがうまく説明できるようになると いうことなのです。確かに見ることもできない、知ることもできない、確かめ ることもできないけど、それがあると仮定すると見事に宇宙の現象が説明でき ます。

逆にそれがないなら宇宙の成り立ちがうまく説明できなくなるのです。

ヒッグス粒子がないと今の宇宙の現象を理論的に説明できなくなる。

それで科 学者は、見ることも触れることもできない未知の粒子をヒッグス粒子と名を付 けて呼び、きっといつか見つかるに違いないと期待していたのです。

ところで、この科学者の態度は信仰のように思います。なぜなら、見ること も触ることも確かめることもできないものに名を付けて呼び、その存在を信じ て探求して来たからです。

時々 「神を信じるのは非科学的だ、なぜなら神は 、 見ることも、触れることも、測定することもできないからだ」と考える方がい ます。

しかし、最先端の科学者の態度はまさに見えないものへの信頼で成立し ているのです。聖書の中に次のような言葉が出てきます。

ヘブライ人への手紙11章3節

「信仰によって、わたしたちは、この世界が神 の言葉によって創造され、従って見えるものは、目に見えているものからでき たのではないことが分かるのです 」

 
 
 

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