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「お父さんのする事には間違いがない」

  • 泉清隆
  • 2017年7月10日
  • 読了時間: 3分

「お父さんのする事には間違いがない」と言うのがくちぐせの奥さん がいました。と言うお話しです。その主人は奥さんに「この馬をもっ て町に行ってもっと良い物と取り換えっこしてこよう」と言いました。つかさ ず奥さんは「お父さんがすることには間違いがない」と言うわけで、町に行っ て、見ますと、雌牛を引いている人がいたので、雌牛があればミルクが出ると 言うわけで、この馬とあなたの雌牛とを取り替えっこしてくれませんか。と言 う訳で、交換してもらいました。そしてまた歩いて行くと羊を引いている人か いたので、羊毛…ウールが取れると言うことで、交換しました。そして次に、 ガチョウをもっている人がいたので、ガチョウの丸焼きはうまいと言うことで、 交換してもらいました。そして今度はめんどりをもっている人に出会い、卵が 出来ると言うことで、交換してもらいました。最後に、大きな袋を抱えている 人がいたので、「それは何ですか」と言うわけです。「これは腐ったリンゴだ」 と言いました。どういうわけか、めんどりてと交換してもらいました。そして、 歩いていくと金持ちの人が「どうしてそんなに大きな袋を持っているのか」を 尋ねました。ですから、リンゴのくさったのが沢山入っている事を言いますと。 「どうしてそんなものを持っているのか」と開きますので、これまでの事を話 しをしたところが、そんなバカな話しは聞いたこともないと言って、そんな事 をしたらあなたの奥さんはカンカンに怒るに違いないと言ったのです。それで この主人は「いいえ。私の妻はいつも『お父さんのすることには間違いはない』 といいます」と言うわけで、もしそうであるならば、金持ちは「かご一杯の金 貨を上げよう」と言うことになり、その人の家に行って、奥さんに主人はこれ までの話しをしました。最初に馬を雌牛に換えた。お父さんのすることに間違 いはない。これからはミルクが沢山飲めますね。次に羊…ウールがとれますね、 お父さんのすることに間違いはない。ガチョウ…祭りでガチョウの丸焼きが食 べられますね。お父さんのすることに間違いはない。めんどり…卵が食べられ ますね。お父さんのすることに間違いはない。そしておそるおそる、それをく さった沢山のリンゴに変えたのさ。と言ったのです。そうしましたら。「あら 私はこれまでくさったリンゴをたったひとつしか見たことがなかったのに。こ んなに沢山の腐ったリンゴを初めてみたわ。お父さんのすることに間違いはな い」と言いましたので、その金持ちは籠一杯の金貨をその主人に上げました。 本当に「お父さんのすることに間違いはない」のです。これはクリスチャン作 家アンデルセンの物語です。私たちがこの世の価値範や基準で人や物を見てい るとこうはなりません。私たちを愛してくださっている神…天のお父さまがな さる事には間違いはないのです。 アンデルセンという童話作家は貧しい貧しい家に生まれて、貧しい生活の中 で育ちました。彼は死ぬ前に「わたしの人生は童話のように幸せでした。」と なぜ、アンデルセンはそのような環境の中で幸せだったのでしょうか。信じる ものをもっていたからでしょう。 「神のなされることは皆その時にかなって美しい。」伝道の書3章11節

 
 
 

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