エマオの途上で
- 泉清隆
- 2018年9月14日
- 読了時間: 3分
ある 人が一 枚しかない 服 を 着て、講演会に 出 か け ました。 そ の 話 は 鶴 の恩返しでした。羽折れ た 鶴 を 助けたところ鶴が喜んで 自らの 羽で一 枚 の 幡 を織っ てくれたとい う お 話でした。この 話に大変感動した 帰 り 道に、 森 の 道 を 歩いていると 鶴 が倒れているで はありま せんか。まあ、先程話 を 聞いた ばかりです から、 そ の 鶴を連 れてい っ て介抱して上 げました。 やがてこの 鶴 が元気にな って、いよいよ 飛 び立つそ の時にこの 鶴 は 幡 を織っ てくれない ばかりか、あの 一丁だ の 服 を 盗んで 飛 びだったと言うのです。 そ の 人 が 慌ててなんであの 鶴はと、後ろ姿 を 見たら、 鶴 ではな くて、 鷺(さ ぎ)…詐欺だったと言うわけです。 人 は 思 い入れると本 当のものが 見えな くなるとい う 話しです。 今日のエマオのイエス・キリストの 弟子た ち の 話 は、本 当のものが 遮 ら れ て 見えな くなると言うこと です。二つ目 は その本 当のものが 見えるよ うになる にはど うするのかと言うことです。 聖書には、 私 た ちがど うすることもできない問題、 罪、咎 を解決するた めに、 赦すた めに、神はイエス ・キリストと言う方とな ってこの 地上に来て 下 さ っ たと言うのです。それ は 人 は自分 で そ の問題 を解決 出来ないからです。 人 は自分 が 謝らなければならな い。支払わ なければならない。負債。弁償しなけれ ばならない。責任 を負わ なければならない。しかし それ が 出来ないのが 人間です。それ で そ の代わりに 負債を全部支払って上 げますと言うのがイエス・ キ リストの十字架 の 死なのです。イエス・キリストは 自分 は 何 も 悪 くないのに責任 は 無いのに責任 を負う 必要がないのに、十字架 に 掛から れて身代わりに 死 な れました。 人 の 罪 を 背負って神 様にお 詫びをして 下 さ ったのです。しかしそれだけではな くて、 三 日 目 に 復 活なさ っ て 今 も 生きておら れるのです。 私 た ち は 毎 日 曜日イエス・キリストが十字架 の 死よりよ みがえら れ た 復 活 さ れたことを喜び、感謝をも っ て 記念して、礼拝をささ げています。 「だめだ、でも頑張ろう」ではな くて、「大丈夫 だ。 だから大丈夫 に 向 か ってチ ャレン ジしよ う。」「 私 は 大丈夫 だ。な ぜ、神 様 は 私 を 造り、 生かしてくだ さ る。たとえ 私 がそう い う ふ うに信 じることのてきな い不安 な 思 い や、い ろ い ろ な 弱さを覚えたとしても、 そのままを 愛してくだ さ って、 私を神の子とさ れ た イエス・キリストはすでに 初 穂として、 死 の不可能 の 壁 を 打 ち 破 り『わたしである。 恐 れることはない』 と言っ てくださる。 だから大丈夫なの だ」とい う 信 仰 に立ちたいものです。
Comentários