会計監査
- 泉清隆
- 2019年5月3日
- 読了時間: 2分
列王記下12 章16 節「工 事担当者に与える よ う に献金を 渡された人 々 は忠実 に 仕事をする 者であっ たので、会計監査を受けることはなかった。」神殿 献金の一 部 で神殿 の修理をする ようにと決められま したが、23年間修理されませんでした。それで 別 の献金 箱 が用意されて、そこに入ったお金が 工 事 担 当者 に支払われて、神殿 の破損 の修理がされました。 このときの 王の書記官 と 祭司、 工 事担当者に与える ように献金を 渡された人 々 は忠実な人であったとい うことです。会計監査という言 葉が聖書にあるのは ここだけですが、監査 の必要 の 無 いほど に忠実であ ったという事でし ょう。 他 の 訳では口語訳は計 算、 フラ ン シ スコ訳 は精算、新改訳は15 節に「残高勘 定をする事なく」バ ル パロ訳は「監督 の必要がなか った。」と 訳しています。また、列王記下22 章 7 節で、ヨシヤ王 の神殿破損修理の時も、金の監査 は 必要ではなかったとあります。しかし、監査 の必要 がないではなく、不正があるという 記事もあります。 サム エル記上8 章 3 節「しかし、この 息子たちは父 の道を 歩 ま ず、不正 な利益 を 求め、賄賂を取って 裁 きを曲げた。」また、教えとしてレビ記19 章15 節「あなたたちは不正 な裁判をしてはならない。あ なたは 弱 い 者 を 偏ってか ばったり、 力ある 者におも ねってはならない。同 胞 を 正しく 裁きなさい。」 監査の方 法について、 歴 代 誌下19 章 6 節「彼 は 裁判官に言った。『人のためではなく、主のために 裁くのだから、自分 が 何をす べきか、 よ く 考えなさ い。 裁きを下すとき、主があなたたちと 共にいてく ださる ように。 今、主への 恐れがあなたたちにある ように。注意深 く 裁きなさい。わたしたちの 神、主 のもとには不正 も偏見 も収賄もない。』」
最後に、 箴言11 章14 節「指導しなければ民 は 滅びるが 参議が多けれ ば 救われる。」この参議 は 口語訳では「 助 言 者」とされています。会計監査 の 働きは、参議。助 言 者ということで、バプテスト教 会は多くの参議、助 言 者 に よって 建てられていくと 理解したいと思いました。
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