「み言葉の学びの先に」 内山賢次
バプテスト連盟の9月のテーマ(スコープ)である
「教会学校月間」に古賀教会教育委員会は取り組み、
第1週は合同教会学校で取り組みの説明、第2週、
3週はフリークラスそして第4週(9/24)は再び合
同でフリークラスに参加された事柄を分かち合いま
しょうと言う4週に渡る教会学校を一緒に展開する
ことが出来ました。4週目の合同教会学校(25 名)
では三つのクラスに参加した感想、状況などが報告
され振り返ることが出来ました。★「意気投合した」
「他の方との交わりが嬉しい」「ざっくばらんのク
ラスであった」「刺激を受け元気を頂いた」「入口と
してのクラスが合っていた」「日常生活からの広が
りがあった」などなどの感想が集った会堂で語られ、
「連盟加盟教会の分級方法の紹介」「クラス増があ
れば」「限られた時間内で相互交流ができる人数を」
「クラスのテーマ設定があれば」「所要時間と時間
帯」などの要望も合わせて共有できました。★バプ
テストは「信徒一人ひとりが聖書を読み、語り合い
ながら、真のキリスト教会のあり方を追求した群れ」
(バプテスト 2023 年 10 月号)だと実感し、「いかに
教会の教育的使命を果たし、バプテスト教会を形成
する」(連盟「教会学校ハンドブック」 1998)視点を
もった共同学習(合同教会学校)の 45 分間でした。
★教育委員会は月 1 回、「古賀教会信仰告白」づく
りの協議を行い、「私たちは聖書をどう読むか」に
現在は焦点が当てています。前著で松見俊さんはみ
言葉を聴くチャンネルは礼拝で、一人で、そして教
会学校の三つであり、その教会学校はリーダーの聖
書研究発表の場ではなく、み言葉が聴かれない、語
られない危険性があることにも警鐘を鳴らしていま
す。教会学校では他者から聴くことを学び、意見、
経験の基であるみ言葉そのものに耳を傾ける大切さ
を示唆しています。★「活動を通じてすべての人々
がイエス・キリストを信じる信仰告白に導かれ、生
の全領域において主を証しする生活を確立してい
く」という教会学校の目的(連盟教育委員会 1971)
を古賀教会が具現化していく方向性が見え、参加者
の方々と教会学校の“かたちと存在”を分かち合う
(共同学習)ことが出来ました。
★リーダーとメンバーは聖書と生活を分離せずいわゆ
る「生の全領域」に渡ってグループ(クラス)で聖書を
学び、神のみ言葉を聴き神に応答する空間が教会学校
だと再認識する時であったと思います。聖書(み言葉)
を分かち合い、お互いの暮らし、社会の出来事を語り
合い、相互理解する教会学校を大切にしていきたもの
です。★集めるではなく、子どもがやって来る教会、
子どもの声が響く教会、充分なスペースのある教会、
誰もがリーダー、メンバー意識を抱く教会、聖書研究(水
曜日)が楽しい教会づくりが、イエスの生き方に倣う教
会へと拓かれていくことを感じています。
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