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「休暇の報告」 泉清隆

4月に召された星野富弘さんの美術館は故郷の群馬

県みどり市にありますが、姉妹館として熊本県芦北町に

2006年に開館されました。星野さんの幼い時からの友

人たち映像がビデオに収録されていたものを見ることが

出来ました。展示されている詩画の中で「苦しくてどうし

ようもない時 いつもうかんでくることばがあった 神

様がいるんだもの なんとかなるさ そしていつも な

んとかなった」という言葉に励まされました。

次に水俣市の環境省水俣病情報センター、水俣病資

料館を訪問しました。ここは2001年に開館した施設で

す。先日の北九州環境ミュージアムに続いて考えさせら

れたものです。一度は伺いたい所です。

宮崎教会、そして宮崎丸山町教会を訪問しました。金

子貢司牧師はコロナ以後に礼拝を配信するようになって

讃美歌を作詞作曲し独自の讃美歌集を作成されていま

す。金子貢司牧師は金子敬元洋光台教会牧師の出身

で、また古賀教会の金子政彦さんとの親しい方です。

そして先日の日向灘地震で震度6弱の揺れを受けた

日南市の友人宅に宿泊しました。あの地震後は南海トラ

フ地震臨時情報が出されて玄関には避難の非常袋が

用意されていました。

次の日は児湯教会を訪問しました。徳淵牧師から耳

が御不自由な方々にも宣教の言葉が届くように補聴器

システムを50万円をかけて導入されたと伺い、耳が不

自由な私は感動しました。そして東九州自動車道を北上

して臼杵教会を訪問し、九四国道フェリーでその日は松

山に宿泊しました。

明くる日は松山教会を訪問しました。7月に松山城の

土砂崩れがありましたが、その近くのマンションに教会員

の方が住まわれていて、一時避難されていたとのことで

した。そして今治教会を訪問してしばしの交わりを戴きま

した。そして高松太田教会に伺って、鳴門市で宿泊。

次の日は大塚国際美術館で陶板にコピー作成された

千枚を超える絵画を見ました。ほとんどが聖書、キリスト

教を題材にした絵画ばかりでした。

ミケランジェロの大作システィーナホール、レオナルド・

ダ・ヴィンチの最後の晩餐の修復前と修復後のもの。フ

ランダースの犬の主人公ネロが見たかったリュベンスの

「キリスト昇架」。エドヴァルト・ムンクの「叫び」は現代に

も通じる恐怖におののいている姿を思いました。

現代の部では、パブロ・ピカソの「ゲルニカ」はモノトーン

ですが圧倒的なものでした。空爆を受けたスペインのゲル

ニカの町の再生を願い描いたとされています。現代も空爆

されているところがある事を思い一刻も早い戦争終結を願

いました。

主日礼拝は古賀教会の礼拝を覚えつつ、徳島教会で守

りました。インドネシアから礼拝出席者の方が証と新生讃美

歌332 PEACE LIKE A RIVERをインドネシア語で賛美

されました。そして杉山修一協力牧師のメッセージを杉山い

ずみ牧師が手話通訳されていました。帰りは下関教会によ

り、泉選也牧師夫妻と会いました。皆さまのお祈りを感謝し

ます。

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