「神に喜ばれる教会として」 泉清隆

先日、文化庁主催の「宗教法人事務研修会」に出

席して参りました。着席してみると日本バプテスト

連盟の福岡新生キリスト教会牧師と平尾バプテスト

教会牧師と一緒になりました。他には香住ヶ丘キリ

スト福音教会の役員の方も出席でした。他は他宗教

の代表役員などの方でした。私は初めての参加でし

たが、コロナ感染のために３年ぶり開催だと言うこ

とでした。

一日目は宗教法人の管理運営について、二日目は

実際の会計について税理士の方の講義でしたが、こ

ちらは長谷川さんに出席をして頂きました。いろい

ろな講義の中で、公益財団法人「日本宗教連盟」に

ついてのお話が心にとまりました。

この日本宗教連盟の５つの構成団体に「日本キリ

スト教連合会」があり、その中の５７団体の中に「日

本バプテスト連盟」も加盟しています。

宗教というものは大事なものであり、宗教法人は

その宗教団体に法律上の能力...法人格を与えるもの

です。そしてこの宗教法人は公益法人です。ですの

で宗教法人は固定資産税を納めなくても良いという

税制優遇を受けています。

公益法人である宗教法人は社会的にも適正な管理

運営(ガバナンス)説明責任(アカウンタビリティー)

情報開示(ディスクロージャー)が必要です。

教会を含めた宗教団体の社会貢献活動について、

世論調査で３３.６％の人たちが宗教は地域社会の

交流、安定に貢献しているとのデータがあります。

そして具体的に日本宗教連盟では、災害時の地域協

力に社寺教会の施設活用についてセミナーが開かれ

ています。日本バプテスト連盟も被災地の支援など

を行って参りました。

先日は古賀教会で「うたカフェ」があ、地域の人

たちが集いました。教会は人々の必要のためにでき

る事柄を提供していきたいと思いました。これから

人生会議などを含めて、地域の人たちの必要とする

ものを共にし、神に喜ばれる教会として、歩んで参

りましょう。