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「神の国と神の義」 泉清隆

新生讃美歌293番「神の国と神の義」はマタイ

による福音書6章33節をそのまま歌っています。

カレン・ラファティが1972年に作詞作曲してい

ます。カレンはプロの歌手で、収入も多かったそう

です。ところが主イエス・キリストを信じてクリス

チャンとなり、しかも救いの喜びが大きかったため、

キリスト教の福音歌手に転向する決心をしました。

もちろん収入は激減し、銀行預金も底をつき、生活

費にも事欠くようになりました。カレンは悩んで、

もとのプロの歌手に逆もどりしようかと真剣に考え

ました。ところがそのような時、教会で牧師のメッ

セージを聞いたのです。それは「まず神の国と神の

義を求めなさい。そうすれば…」という内容のもの

でした。聖霊なる神がカレンの心を開かれたので、

彼女は単純にこのことばを信じました。そして、神

を第一として神から与えられた召命の道を歩きさえ

すれば、これからは必要なものすべてが与えられる

との希望を抱きました。と言っても、現実はまだ今

月の家賃さえ払えないという窮地に立たされていま

す。しかしまもなく、あり得ないことが起こりまし

た。彼女にはもらえるはずのない奨学資金が、例外

中の例外として認められることになったのです。そ

のため生活上の不安はなくなりました。それだけで

はなく、やがてこの「神の国と神の義」は世界中て

歌われるようになり、そのための印税が入るように

なりました。カレンは現在、世界の各地で音楽伝道

に当たっていますが、そのための必要経費の6割な

いし7割は、この印税でまかなえるとのことです。

しかも神はそのつど、必要なものすべてを与えてお

られるということでした。

「そうすればみな与えられる ハレル ハレルヤ」

先日、古賀教会の近くにお住まいの方が、これから

のことを悩み心配している時に、教会の掲示板に書か

れている「思い煩いは何もかも神にお任せしなさい。」

(Ⅰペトロの手紙5章7節)の言葉に目が留まったこと

を話してくださいました。

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