top of page
検索

「詩編について」 泉清隆

  • kogabaptist
  • 2024年2月16日
  • 読了時間: 3分

詩編は聖書の中で最も長い書で、神への賛美や神

の助けを求める祈り、また神への信頼を表す詩など

があり、悲しみと喜び、疑いと信頼、痛みと慰め、

絶望と希望、怒りと安堵、復讐心や赦しといった人

間のありとあらゆる感情が表現されています。祈り

と賛美の形で詩編は生活のすべてを神と分かち合う

よう私たちを招いています。賛美、感謝、信頼、悔

い改め、神の愛と助けなど聖書の中心テーマが扱わ

れているこの詩編は、礼拝で用いることを目的に集

められ、全体としては賛美歌集や祈祷書のようなも

のとして最初はエルサレムの神殿で、後にはユダヤ

教の会堂、キリスト教の教会で使われてきました。

そして、詩編は、全世界を造り、愛し、人間の生活

すべてに関心を持っておられる唯一の真の神を信

じ、従おうとする信仰者として、どのように生きる

かを学びたいと願う人々によって読まれてきまし

た。詩編は数百年の歳月をかけて成立した書物です。

ユダヤ民族の歴史の初期に書かれた詩編もあれば、

バビロン捕囚後に書かれたものもあり、表題にダビ

デを挙げている詩編が73編あります。表題でダビデ

が置かれていた状況を説明しているものが13編あ

り、苦難のとき神に信頼を寄せる者の模範としてダ

ビデが描かれています。

詩編は伝統的には5巻に分けらます。第3巻の最後

の詩編89編はダビデの子孫が絶えずイスラエルを治

めるという約束が語られていますが、(89.1-38)。

その後半では神が怒ってこの契約を破棄したと記さ

れています(89.39-52)。ですので第1巻から第3巻

はB.C.586年にエルサレムと神殿が破壊されてイス

ラエルの人々は捕囚に連れ去られ、ダビデ王朝は断

絶するという悲劇への応答として書かれたという説

が生まれました。第4巻はこの危機にこたえて、神

こそが真の王であり、全世界と人類の神であると宣

言しています。(詩93-99)。第4巻冒頭の詩編90編の

表題「神の人モーセの詩」は巻頭の詩としてふさわ

しいものです。王も土地も神殿もない時代に民を導

いたのはモーセであったからです。その他の詩編に

はアサフやコラの子などの作者の名が書かれていま

す。音楽上の付記があるものや、どのような行事や

祭日に歌うかという指示がされているものもありま

す。

イエス・キリストが教えていた時代にも詩編は用いら

れていました。新約聖書も何度も引用されています。

詩編118編1節は新約聖書に6回も引用されています。

詩編全体は5巻に分けられて、その部分には「アーメン」

で終わる節があることから分かります。(41.14、72.19、

89.53、106.48)。モーセ五書(創世記から申命記)に

似ていると思います。

日本聖書協会 新共同訳 スタディバイブルより編集

 
 
 

最新記事

すべて表示
「神の国の支配」泉清隆

4月9日に GO TO MISSION の集会があります。 これはリバイバルミッションという宣教団体の企画です。 その働きの中に「とりなしの祈り」の部分を担当している 瀧元望SIRネットワーク代表が書かれたものを引用しま す。(引用許可を戴きました)...

 
 
 
「平和を造る人々」 泉清隆

マタイによる福音書5章9節は「平和を造る人々は、幸 いである」と訳されていますが、ギリシア語は「平和を造 る人々」が一つの単語になっています。 ハンス・ヴィンディッシュという方の「平和をもたらす者 たち …神の子ら 第七至福〔マタイ福音書5章9節〕の...

 
 
 
「祈る時」 泉清隆

春日原教会の原田賢牧師が紹介してくださったもの です。9.11同時多発テロの悲しみの中で広く知られるよ うになった詩、If tomorrow never comesにインスパ イア(触発)されて作られた曲で「The Time To」愛し...

 
 
 

Comments


Featured Posts
Recent Posts
Search By Tags
Follow Us
 古賀バプテスト教会

811-3111

古賀市花見南2丁目27-45

​Telephone / Fax : ​092-942-2614

              

HP:URL   http://kogabaptist.wix.com/kogabaptist  


HP内聖書:日本聖書協会 新共同訳使用 新共同訳:(c)共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation/(c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987,1988

お問い合わせ

送信ありがとうございました

bottom of page