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新生讃美歌506番「主と主のことばに」                    泉清隆

「主と主のことばに頼るは楽し、主は我が願いを聞き入れたもう。ひたすらただ主に頼る我が身を、主よ主よ、なおなお恵ませたまえ」

 この歌の原曲は英語です。その歌詞にはsweetスイートということばが使われています。神さまに信頼することはとてもスイートです。スイートの複数はスイーツです。甘いお菓子、特に洋菓子のことをスイーツと言われています。

 神に信頼するのは「楽しい。快い。甘い。」というのです。一体、どんな思いでこの詩は書かれたのでしょう。この歌の作詞者は、ルイーザ・ステッドです。

 ルイーザはある日、連れ合いと4才になる一人娘と一緒に海辺に出かけ、楽しい時を過ごしていました。ところが、一つの叫び声で和やかな雰囲気は一転します。男の子が海で溺れて助けを呼んでいたのです。連れ合いは彼を助けるために、海に飛び込みました。ところが、もがく子どもにしがみつかれて、連れ合いまで溺れてしまいました。ルイーザと娘は目の前で二人が溺れていく様子を見ながら、なすすべもありませんでした。

 このような悲惨な体験の後、しばらくしてルイーザの心から出たのがこのフレーズでした。


英語の1番の歌詞は、

イエスに信頼すること その方のことばを 受け入れ信じること その方の約束の中に とどまること 主はこうおっしゃったということを知ることは 何とスイートなことでしょう

3番

イエスに信頼することは なんとスイートなことでしょう。この方は罪から解放し 自分自身からも解放して下さいました。私はこの方からいのち 休息 喜び 平安を受けました。

4番

素晴らしいイエスさま 救い主 友なるあなたに

信頼することを知ったこと またあなたが私と共におられ 世の終わりまで私のそばにおれることを知ったことは 何よりも喜びです

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