諸教会・伝道所の皆さま

ウクライナ被災者支援募金への感謝主のみ名を賛

美致します。2022年2月24日にロシア軍によるウク

ライナ侵攻が始まって１年２か月が経過いたしまし

た。戦争の状況はいまだに終息せず、その影響は世

界中に広がっています。今も続く戦争による暴力が

一刻も早く終息するように祈ります。この戦争によ

る被災者支援のため、諸教会・伝道所の皆さまに募

金を呼びかけさせていただきましたが、23年3月末

をもって献金の募金を終了いたしました。お預かり

した献金は総額6,878,831円となりました。全額を

世界バプテスト連盟(BWA)へ送金いたします。献金

はBWAからヨーロッパ・バプテスト連合EBFに捧げら

れ、ウクライナとその周辺のバプテストによる救援

の働きに用いられています。

EBFのホームページより

戦争が始まって以来世界中から570万ユーロ(8.6億

円)以上の寄付が寄せられ、強力で前例のない連帯

の証しとなりました。このような厚意により、緊急

のニーズに対する初期対応をしっかりと行うことが

でき、今後数ヶ月の間に配布するための備蓄を蓄え

ることができました。さらにEBFは、厳しい冬の間、

ウクライナとその周辺での冬対策プロジェクトを支

援することができました。皆様の継続的なご支援に

より、今後数ヶ月間の活動が可能になります。これ

らの寄付金は、EBFを通じて、ウクライナでの直接

対応と国境を接する国々での難民支援プロジェクト

に分配されます。国外に逃れた国内避難民や難民の

ために、食料、衛生用品、医薬品、発電機、ガソリ

ン、毛布、枕、必要な物品を購入するために役立て

られ、困難な冬の間、この地域の多くのバプテスト

教会でシェルターや住宅宿泊施設の運営継続に用い

られます。(ウクライナレポート2023年2月10日抜粋）

また戦争が始まって1年を迎えた2023年2月24日に、

BWAではStanding Together with Ukraine(ウクライナ

とともに立つ)とした祈祷会がもたれ。BWA総主事や

ウクライナ近隣の教会の働きに関するレポートと祈

りの集会の様子をYouTubeで視聴することができ

ます。連盟ホームページに日本語訳を掲載していま

すのでご参考ください。

諸教会・伝道所の皆さまの祈りとお捧げをこころよ

り感謝申し上げます。未だ止まぬ戦争の終結と、人

々の命が守られるように、また被災された方々の生

活の再建のためにお祈りいただければ幸いです。

2023年4月18日連盟常務理事 中田義直