『 海 と 風 』 松藤 真理奈
古賀バプテスト教会に来て、印象的だったのは海の風 でした。聖書において海と風は、人間の力ではどうにも ならないものとして、よく登場します。 でも、そのすべての場面で、主は救われるのです。ヘ ブライ語聖書(旧約)では、モーセを通して海を2つに分 け、海の間から救われました。また新約聖書では、弟子 たちが嵐に沈みそうな舟の中にいた時、イエスさまが嵐 を静め、助けられた。また、パウロも、嵐で海に沈む船に 乗っていたが、海の中から岸へ救い出された。 人間の力では、どうにもならないものの上に、主が確 かにおられる。自然や動物、風、空気、空、宇宙、地球大 きなものから、虫、土、微生物、宇宙線ニュートリノまで。 人間の力ではどうにもならないものは山のようにある。 けれども、その上に主がおられると繰り返し、聖書は教 えているのです。 古賀バプテスト教会の周りには、今日も風がふいてい る。子どもたちがシャボン玉を飛ばすと、すぐ風にのって 飛んでいってしまう。・・・そんなみえない神さまの力。見 えないけど確かにここに動いている主の力がある。 今、2025年まで導かれ
「道ばた」 松藤 真理奈
「よく聞きなさい。種を蒔く人が種蒔きに出て行った。蒔い ている間に、ある種は、道端に落ち、鳥が来て食べてしまっ た。ほかの種は、石だらけで土の少ない所に落ち、そこは土 が浅いのですぐに芽を出した。しかし、日が昇ると焼けて、 根がないために枯れてしまった。ほかの種は茨の中に落ち た。すると、茨が伸びて塞いだので、実を結ばなかった。ま た、ほかの種は、良い土地に落ち、芽生え、育って実を結び、 あるものは三十倍、あるものは六十倍、あるものは百倍に なった。そして「聞く耳のある者は聞きなさい」と言われた。 (マルコによる福音書 4章3~9節) 春の道端で〈小さな白い花〉に出会いました。名前は「蚤 の綴り(ノミノツヅリ)」。ノミの粗末な着物という意味。小さ な小さな葉をノミの衣にたとえた名前。とても小さくてかわ いい服。少し歩くと「雀の帷子(すずめのかたびら)」に出会 いました。雀が着るような着物にたとえた名前。なかなか恰 好良い小さな服。・・・春の道端はいろんな情報がいっぱい です。そして、あるものは鳥に食べられ、あるものは石だら けの中に、あるものは繁
「熊本地震から10年」 松藤 真理奈
2016年4月14日21時26分と16日1時25分に発生した 「熊本地震」。震源に近い益城町では震度7を記録。強い揺 れによって山間部では土砂崩れが発生し、特に南阿蘇村で は、道路や橋などが大きな被害を受けました。死者は約27 0人、18万人が非難した。あれから10年。 この災害では、避難生活の過酷さも大きな課題として浮き 彫りになりました。慣れない環境での生活による体調不良 で、多くの方が命を落とされたのです。電気やガスなどは一 時的に途絶え、その復旧には長い時間を要しました。 益城町は、私の母の故郷でもあり。曾祖母の家があった 場所です。私はボランティアとして現地を訪れ、全国から病 院に届く支援物資の仕分けや運搬、避難所の 清掃。飲 料水タンクの清掃と補充などに携わりました。当時訪れ た益城病院には、西南学院小学校の子どもたちに預かっ た励ましの 手紙を届けました。 数年後、その手紙に対する丁寧な返事をいただきました。 その経験を通して、「気持ちの届け合い」が人と人との絆を 育む大切な宝だであることを実感しました。このころ、仮設...
「すたーと」 松藤 真理奈
はじめまして。2026年度から古賀バプ テスト教会の牧師となりました。最初 に〈先生〉と呼ばれるのは嫌なので、 これまで通り「さん」か、必要な時は 「牧師」とお呼びください。よろしくお願いします。 昨年度までは、福岡市百道にある、西南学院小学校 で1~6年生の聖書科講師を16年務めていました。 今回初めての牧師の仕事は、教会のみなさんの長 い期間にわたる、招聘への祈りに始まりました。そ れは、招聘感謝の祈りとなり、就任まで毎週礼拝の 中でお1人ひとりに「松藤真理奈さんっ」と祈って いただけることになりました。本当に感謝です。こ んな贅沢な恵みを就任までずっといただけた牧師は いないのではないでしょうか。現在、前任牧師の泉 先生と、引継ぎをさせていただいています。そこで は、先の牧師先生がたの大きな働きと恵みを知らさ れています。また、数々の資料と、学びの軌跡から、 いくつもの大波をイエス様と一緒に渡って来た古賀 バプテスト教会の特別な1人ひとりに気付かされて います。 まだまだ欠けと弱さだらけの教会員の私ではあり ますが、みなさんの祈りと み言葉

