「休暇の報告」 泉清隆4月に召された星野富弘さんの美術館は故郷の群馬 県みどり市にありますが、姉妹館として熊本県芦北町に 2006年に開館されました。星野さんの幼い時からの友 人たち映像がビデオに収録されていたものを見ることが 出来ました。展示されている詩画の中で「苦しくてどうし ようもない時...
「イサクの井戸掘りの深堀」 木村憲子「世の光」6月号の聖書研究 第3回「寄留者イ サクの井戸掘り」から一部引用します。 ペリシテ地方のゲール(寄留者)となったイサクの 井戸掘りは、よそ者に対する排除のゆえに何度も挫 折を味わうことになった。イサクの井戸掘りには、 只生き延びるために水を求めることを超えて、自分...
「教会学校月間によせて」 杉本みぎわ今年度の教会学校月間では、昨年度出来上がった 「古賀教会の信仰告白」を教会員皆で改めて読み返 し、バプテストの教会形成について学びを深めるこ とになりました。私自身初めて教育委員をお引き受 けし、そもそもバプテストにおける教会学校とは何...
インシャッラー 人間の分を知る謙虚さ 中村哲現地では、未来の事を述べるときに、必ずといえる程イ ンシャッラー(神の御心ならば)」という言葉が登場する。 「荷物は○月○日までに着くか」と尋ねると、「インシャッ ラー、着くでしょう」と答えられ、しばしば到着しない。「こ の仕事を今年中にはやり遂げよう」と決意を促せば、「イ...
「1944年(昭和19年)、神戸へ。そして、戦死した2人の兄」 草場久子私は1935年(昭和10年)11月1日に誕生しました。 来年90歳になります。5歳の時、父が病気で亡くな り、母も病気の身でした。太平洋戦争が始まって4 年目の1941年(昭和19年)3月、小学2年生の私は、 母の親戚が暮らす神戸の家に行くことになりまし...