「証し」 A.O
私は福岡で産まれ、それから父親の仕事の関係で凄く引 越が多く、福岡~広島~兵庫~岡山~兵庫~千葉~大阪~ 福岡と転々と色々な所に住んでいました。 広島の時に通っていた幼稚園がカトリックで、これが私 が初めてのキリスト教との出会いでした。 しかし数年しか居なかった為に、殆ど記憶の無いまま引 越し関西に住みました。そして小学校に入り給食も有りまし たが、何より母親から毎食時に「TV 見ないで食べなさい。 早く食べなさい。三角食べしなさい。」と急かされ、給食で は食べる量も少ない上、スピードも遅かったので、毎日残 されて食べさせられっていました。だから私は子供の頃か ら食べる事が大嫌いでストレスでしかありませんでした。 人間関係も昔から独りっ子のせいか凄く下手で、特に中 学~短大の頃迄ずっとイジメに合い続け、物を隠される・仲 間外れにされる・嫌味や皮肉を言われる・バイ菌扱いされる と云う暗黒の学生時代を過ごし、その事を親に話す「アンタ が悪いから嫌われるれるのよ!」と一刀両断されて、私の 味方は全くいませんでした。 それからの私は親を殆ど信用出来ずに喧
「神が守る家」 金子政彦
キジバトの営巣 昨年 2025 年 12 月の年末に、我が家の庭木に、キジバトの夫 婦が四度目の営巣をした。これまでの三回巣立ちは、全て失敗し ている。ヒナが誕生するところまではうまくいくのだが、一週間程 度で、ヒナがいなくなってしまう。二羽のキジバトが巣の周りで呆 然とする様子が、切なく、かわいそうだった。何かの野生生物がヒ ナを食べていることが疑われた。 ヒナの死 そんな中、再び、キジバト夫妻が帰ってきた。何度も失敗してい る場所に、また戻ってくる。家族からは「なぜ学ばないのだろう?」 と疑問の声が上がる。しかし、今回は、年末から新年早々、四回目 の営巣。同じ敷地内に住む私としても、むざむざ失敗させるわけ にはいかない。巣に外敵が登らないように、幹にアクリル板を巻 いたり、木酢液でにおいをつけたりして、観察していた。 一月の中旬にヒナが二羽生まれた。親バトが、せっせとエサを与 える様子が愛らしく、観察が私の楽しみとなった。ところが、ヒナ 誕生から三日目の寒い朝、ヒナを温めて守っていたはずの親鳥が 巣にいないことに気がついた。あわてて巣をのぞく

