「土の器」 松藤真理奈
先週、夏季休暇をいただき、ありがとうございました。生まれ故郷の 熊本県天草嶺北町富岡の海と自然を満喫し、すごさせていただきまし た。また、天草四郎の歩みと島原の乱の歴史を資料館で学び、同じ天 草で発掘されている恐竜の骨や太古からの歴史を語る岩石に感動し ました。最後に曾祖父母の家があった御船町をまわり、熊本地震の被 害を改めて目の当たりにし、今も生活の中に被災された苦しみを抱え たまま過ごされている方が多いその状況を知りました。新学期が始ま り、電車もまだ止まっているところもあり、通学通勤で、バスの数が不 足している状況のようです。また、現在も、関連死として亡くなる方、 見つかる方がおられます。引き続き祈っていきたいと思います。
「平和への道」
戦争は、ある日突然始まるものではなく、「自分が正し い」「相手が間違っている」という思い込みが積み重な り、人と人とが別れ合うところから始まるように思いま す。 だから平和もまた、選ばれた特別な人がつくるもの ではなく、1 人ひとりの心から始まる。イエスさまは、愛し 合い、ゆるしあいなさいと教えられました。ゆるしは、過 去をなかったことにすることではありません。憎しみに縛 られず、新しい歩みを始めることです。握りしめていた怒 りや正しさを神さまに委ね、手をひらくとき、そこに和解 と平和への道が生まれます。今週も、主の愛に支えられ、 平和をつくる者として歩んでいきましょう。(松藤) 「恨み、憤り、怒り、わめき、冒涜はすべて、一切の悪意 と共に捨て去りなさい。互いに親切で憐れみ深いものと なり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださっ たように、互いに赦し合いなさい」(エフェソ4・31-32)
証し 『神さまが与えて下さった出遭い S』 R.S
本日 8 月 9 日は 1945 年の 81 年前、長崎に原爆が投下された日で す。その年末までにおよそ7万人が亡くなったと推計されています。また その3日前 8 月 6 日には広島に原爆が投下されおよそ 14 万人が亡くな ったと推計されています。戦争が終わってからも現在に至るまで、被爆者 の苦しみは続いています。今現在、世界の様々なところで戦争が起きてお り、日々伝えられるその惨状と、戦争を終わらせることの難しさを目の当 たりにしています。昨今は 8 月に限らず、平和とは何か、平和を創り出す とは何かを考えさせられています。また、今日8月9日は、ここ古賀教会の 会員でありました父加茂満州雄が、早いもので、14 年前に神様の元に帰 った日でもあります。父も1945年6月19日の福岡大空襲を経験しまし た。 さて、タイトルにさせていただいた『神さまが与えて下さった出遭いS』 について、お話したいと思います。Sは英語の複数形のSです。出会いが複 数あるという意味で付けました。私は、福岡市東区箱崎で生まれ育ちまし た。結婚して夫の転勤で長崎県島原市に
「敗戦記念日」を前に思う」 金子 純雄
今週末に「敗戦記念日」を迎えます。「東洋永遠の平和 のため」の「聖戦」だと言いながら、2千万人を超えるア ジア人の生命を奪って顧みなかった古い日本は81年前、 無謀な戦争に完膚なきまでに敗れたのでした。しかし、 それはそれまでの神聖天皇制や軍部独裁による軍国主 義や体制が打破され、民主国家としての再生を意味する ものであったはずです。現行の「平和憲法」を手にした時 の感動は今も忘れることが出来ません。「国際協調や信 義への信頼」をうたった格調高い憲法前文や主権在民や 自由が明示されている本文、わけても戦争放棄を高らか に宣言している9条の規定が心に深く刻まれたのは中学 3年生の時でした。日本バプテスト連盟はその年に結成 されました。私がキリストを主と告白し、新生のバプテス マに与ったのも、その年の5月でした。 しかし。その憲法を「外国、ことにアメリカから押し付 けられた」と快く思わない人たちもいます。あるいは無 視したかのような昨今の政治の動きには明らかに戦前 回帰の風潮がにじみ出ています。「国防」と言う名ものも とに「軍事費」は増強の一途を辿り
平和に関する信仰的宣言【平和宣言】
前 文 「平和をつくりだす人たちは、さいわいである」と主 イエスは言われる。しかし今、世界は敵意に満ちている。殺 戮と報復が 果てしなく繰り返され、絶望が支配しようとし ている。 十字架の主イエスはこの世界において審きと和解 を為し、解放と平和を告げ知らせ、私たちを復活のいのち へと導かれ る。私たちは静まって沈黙し、主イエスの声に 聴く。教会は救われた者の群れとして応答に生きる。 神は 奴隷の地エジプトから人々を解放し、十戒を与え、救いの 出来事に応答して生きることを命じた。主イエスは十字架 と復活を通してこの律法を成就された。それゆえ私たちは 十戒を死文と化してはならない。教会は十戒を生きる。 こ の世界の中で主のことばに従って平和を創り出していくた めに、日本バプテスト連盟に加盟する私たちは主の恵みに 与りつつ、主の戒めに生きることを宣言する。

