「無宗教の危うさ」 泉清隆
朝日新聞のアエラドットの記事からまとめました。 「日本は伝統宗教とされる仏教や神道に対しては抵抗 の少ない国だ。しかし安倍晋三元首相の銃撃事件に端 を発して、新興宗教と政界のつながりや高額な献金被 害が明らかになるにつれて、「宗教」という言葉への...
アブラハムの出来事 泉清隆
創世記は大きく分けて、前半の1章~11章の「世 界の起源」とそして後半12章~50章までの「族長物 語」と言われるイスラエル・ヘブル民族のルーツ父 祖に分けられます。このアブラハムの誕生は紀元前 2000年前後、考古学的年代では中期青銅器時代、エ...
「この最も小さい者の一人に」 泉清隆
ロシアの有名な作家のトルストイの「愛あるとこ ろに神あり」というお話しですが、日本では「靴屋 のマルチン」として知られているお話しです。あら すじは... 最愛の奥さんも息子も亡くして生きる望みも希望 もない、靴屋のマルチン。ふと自分の店に入ってき...
「新しいいのちの語り部」 内山賢次
8月は6日原爆忌、8日八幡大空襲、9日原爆忌、15 日敗戦と心に刻む大事な日がそこにあります。敗戦 から77年目の8月の6日、9日は時刻に合わせて黙祷 をし、1分間の祈りはあまりにも短時間でした。怒 りのヒロシマ、祈りのナガサキと言われますが、広...
「目撃者ではないが」 泉清隆
大牟田市の「大牟田の空襲を記録する会」が設立 50年を迎えての記念イベントが8月20日に大牟 田市内であり、日本遺族会会長を務めた元自民党幹 事長の古賀誠氏(82)が約270人を前に講演し、持論 の憲法9条堅持の重要性を改めて強調したとの記事 がありました。...
「泥沼からの生還...破壊的カルト宗教の被害」 泉清隆
聖書教育誌に掲載された、カルトからの脱会を支援されている枝 光教会の岩崎一宏牧師の文章より引用します。 私は、枝光教会に赴任して以来、22年にわたり破壊的カルト宗 教(以降「カルト」と表記する)による被害者の支援に取り組んで...
「ロシアとウクライナの戦争はどうして始まったのか」泉清隆
014年2月にウクライナのヤヌコービッチ前大統領は、E U加盟の議定書の署名を拒否しましたが、2月21日にウクラ イナ政府とEUはこの事を平和的に解決する事にし、ウク ライナのEU加盟を問う大統領選挙を年内に実施すること にしました。ところが翌日、ウクライナのキーウのマイダ...
「わたしには確信がある」 金子政彦
「主はわたしの光、わたしの救い/わたしは誰を恐れよう。/主はわたしの命の砦/わたしは誰の前におののくことがあろう。/さいなむ者が迫り/わたしの肉を食い尽くそうとするが/わたしを苦しめるその敵こそ、かえって/よろめき倒れるであろう。/彼らがわたしに対して陣を敷いても/わたしの...
「三無主義」ペシャワール会中村哲さんが書かれたものを転載します。
たまに、ペシャワール会の理念などを尋ねられることが あるが、冗談の通じる者に対しては、私は「無思想・無節 操・無駄」の三無主義である、と答えて人をケムに巻く。 第一の「無思想」とは、特別な考えや立山場、思想信条、 理論に囚われないことであり、どだい人間の思想などタカ...
「悲しみの中から思うこと」 松藤真理奈
「金城重明さん死去元キリ短大学長強制集団 死を証言93歳」。先週の日曜日、琉球新報のネット ニュースにショックを受けた。そしてその記事の写 真にある懐かしい金城重明先生の優しい顔から想い 出が頭に蘇り、目が離せなくなった。 今から、約30年前、私は福岡女学院短期大学1...