「泥沼からの生還...破壊的カルト宗教の被害」 泉清隆
聖書教育誌に掲載された、カルトからの脱会を支援されている枝 光教会の岩崎一宏牧師の文章より引用します。 私は、枝光教会に赴任して以来、22年にわたり破壊的カルト宗 教(以降「カルト」と表記する)による被害者の支援に取り組んで...
「ロシアとウクライナの戦争はどうして始まったのか」泉清隆
014年2月にウクライナのヤヌコービッチ前大統領は、E U加盟の議定書の署名を拒否しましたが、2月21日にウクラ イナ政府とEUはこの事を平和的に解決する事にし、ウク ライナのEU加盟を問う大統領選挙を年内に実施すること にしました。ところが翌日、ウクライナのキーウのマイダ...
「わたしには確信がある」 金子政彦
「主はわたしの光、わたしの救い/わたしは誰を恐れよう。/主はわたしの命の砦/わたしは誰の前におののくことがあろう。/さいなむ者が迫り/わたしの肉を食い尽くそうとするが/わたしを苦しめるその敵こそ、かえって/よろめき倒れるであろう。/彼らがわたしに対して陣を敷いても/わたしの...
「三無主義」ペシャワール会中村哲さんが書かれたものを転載します。
たまに、ペシャワール会の理念などを尋ねられることが あるが、冗談の通じる者に対しては、私は「無思想・無節 操・無駄」の三無主義である、と答えて人をケムに巻く。 第一の「無思想」とは、特別な考えや立山場、思想信条、 理論に囚われないことであり、どだい人間の思想などタカ...
「悲しみの中から思うこと」 松藤真理奈
「金城重明さん死去元キリ短大学長強制集団 死を証言93歳」。先週の日曜日、琉球新報のネット ニュースにショックを受けた。そしてその記事の写 真にある懐かしい金城重明先生の優しい顔から想い 出が頭に蘇り、目が離せなくなった。 今から、約30年前、私は福岡女学院短期大学1...
讃美歌21 372「幾千万の母たちの」 泉清隆
1. 幾千万の母たちの幾千万の息子らが 互いに恐れ、憎みあい、ただわけもなく殺しあう、 戦いの真昼、太陽もなまぐさく 2. 風吹きぬける焼け跡に、 幾千万の母たちは、帰らぬ子らの足音を いつもむなしく待っていた。 戦いの真昼、まっかな陽が沈む 3. むなしく裂けた天の下、...
『こわいをしって、へいわがわかった』 金子純雄
多くの方が先月23日の「沖縄慰霊の日」の追悼式 をTVや新聞等でご覧になったと思います。約3ヶ月 の熾烈な戦いの末、沖縄の人口の約4分の1に相当 する20万人超の人々の尊い生命を代償に沖縄戦は終 結しました。直接、戦闘に参加した人々だけでなく、...
転入会の証 M.K
私がバプテスマを受けたのは8歳の時、当時通っていた 東京第一バプテスト教会ででした。特伝の時、説教後に招 きの時間があり、たまたま隣にいた仲の良い教会のお兄さ んに「ほら、一緒に前に行くよ」と、つつかれ言われるが まま前に行き、あれよあれよという間にその年のクリスマ...
「求められている事」 泉清隆
今日アメリカだけでなく世界第一の小売業社とな ったウォルマート社は、創業時に「返品自由」の販 売方針を打ちだしました。領収書がなくても、客が 現品を持って来たら、代金を返したのです。今はど こでも領収書があれば返品は可能ですが、当時、こ...
「教えられる話し」 泉清隆
中東の昔話。昔、年老いたアラブ人が、自分の死 期をさとり、3人の息子を枕元に呼んで言った。 「私が死んだら、私のラクダの1/2は長男に、1/3は 次男に、そして1/9を三男にゆずる」。それから間も なく父親は亡くなった。ところが父親の所有してい...