「奴隷からの解放」 木村憲子
「奴隷」とは、人間としての権利、自由が認めら れない。人間でありながら、人間としての名誉、権 利、自由を認められず、他人の所有物としてとり扱 われる人のことである。 ハガルはエジプト人の「女奴隷」であった。特に 女奴隷は、古代権力者の閨房(けいぼう)(寝室を指...
「御心を語る」 泉清隆
平和に関する信仰的宣言【平和宣言】が2002年に 日本バプテスト連盟49回定期総会で採択されまし た。(2019年に改訂)その前文には、「『平和をつくり だす人たちは、さいわいである』と主イエスは言わ れる。しかし今、世界は敵意に満ちている。殺戮と...
「赦しの重さ」 泉清隆
8月11日の朝日新聞の記事に「無数の十字架が 並ぶマニラの英雄墓地に日本とフィリピンの約60 人が集まり花を手向けた墓には太平洋戦争終結から 8年後の1953年、日本軍のBC戦犯に恩赦を出して解 放したエルピディオ・キリノ元大統領が眠る。恩赦...
「世界終末時計」 泉清隆
世界終末時計(Doomsday Clock)は、核戦争などに よる人類の絶滅(終末)を『午前0時』になぞらえ、 その終末までの残り時間を「0時まであと何分(秒)」 という形で象徴的に示すアメリカ合衆国の雑誌『原 子力科学者会報』(Bulletin of the Atomic...
「九州バプテスト神学校に参加して」 木村憲子
★去る7月17日(月・休)~19日(水):2023年度九 州バプテスト神学校(九バプ)のスクーリングが大 名クロスガーデンで行われた。テーマは、「教会形 成におけるコミュニケーション」。★開会礼拝の説 教で、イエスさまはサマリヤの女に「水を飲ませて...
ミッション(宣教) 泉清隆
西日本新聞1987年9月7日に掲載された中村哲さん の「地の果てから」第一回目「ティリチ・ミールと の対話」不条理への復讐から後半を引用します。 「ある時、咳と喀血を訴えて連れてこられた青年が いた。父親が治療を懇願した。明らかに進行した結...
ブレイクタイム「こども聖書おもしろ草子」 松藤真理奈
★(松)「神さまとのお約束です。一緒に言いまし ょう。隣人(りんじん)を愛しなさい」 (°_°)…「ぼく、にんじんきらい」 ★給食前の授業で。 (松)「今日はアブラハムの話の続きです。」 (°_°)「先生、その名前。お腹がすく」 (松)「なんで?じゃあ、妻の名前は?」...
神学校週間を覚えて「学ぶってたのしい!」 金子政彦
<九州バプテスト神学校とは?> 九州バプテスト神学校は、「働きながら学ぶ」伝 道者養成の夜間神学校です。1988年10月、鳥飼教会 教育館を教室として開校しました。開校当初から「ビ デオによる通信教育」が行われ、2004年4月には、...
「人生の旅路」 劉雯竹(リュウブンチク)
人は誰もが、どこかへ旅に出かけることがありま す。20世紀以降、「観光・旅行」ブームの発生によ って、「自ら好んでする旅」が広がり始めました。 ある研究者は観光を起こさせる欲求・動機を、知識 欲求・見聞欲求・歓楽欲求にそれぞれ細分化してい...
「中立」 泉清隆
列王記下18~19章/イザヤ書36~37章に記されて いる、ユダ王国(南イスラエル)の王、ヒゼキアは信 仰の面では神に依り頼んでいました。そして政治的 には中立政策を取っていました。しかしながら再び 台頭してきたアッシリアに対して恐れが出てきまし...