「会堂を建ててくれた」 泉清隆
ルカによる福音書7章5節に「わたしたちユダヤ 人を愛して、自ら会堂を建ててくれたのです。」と あります。通常はユダヤ人と対立する立場のローマ の百人隊長に対する言葉です。お互い対立する立場 であっても、和合して協力していることが書かれて...
「癒しを求めて」 泉清隆
先日、日本バプテスト連盟の諸教会を覚えての祈 りのカレンダーで都城教会を覚えました。そこに協 力牧師として立花一志さんの名前がありました。私 の以前の教会で研修神学生だったのですが、現在は 都城市の近くの小林市の病院の整形外科医です。19...
「パレスチナ問題とキリスト教そして日本」 泉清隆
このタイトルで濱野道雄氏が論文を書いておられ ます。2020年の4月のものですが、今必要な学びで あると思い引用し、まとめました。先週の続きです。 この論文は 1.現状の説明(先週の内容) 2.歴史 パレスチナ問題の本質は宗教問題ではなく、土地...
「パレスチナ問題とキリスト教そして日本」 泉清隆
このタイトルで「西南学院大学学術研究所 神学 論集78巻1号」に濱野道雄氏が論文を書いておら れます。2020年の4月のものですが、今、必要な学 びであると思い引用します。 「学問において中立という立ち位置は無く、特にパ レスチナ問題のような複雑な価値判断を伴う場合に...
「ゲルニカ」~平和への願い 泉清隆
10月25日の朝日新聞天声人語に「ピカソの代表作 のひとつ『ゲルニカ』は1937年の万博の展示のため に描かれた。絵の完成は開幕に間に合わずスペイン 館の入り口に置かれたのは万博が始まってから約1 カ月後だった(荒井信一『ゲルニカ物語』)。ところ...
「平和憲法」に流れる信仰の息吹 金子純雄
先々週の11月3日は「文化の日」でしたが、現憲 法公布の日でもありました。「憲法記念日」は5月3 日ですが、当初は11月3日を、という案もあったよ うです。戦前は「明治節」と呼ばれ、明治天皇の遺 徳を顕彰する日であったことから、明治維新以降、...
「信仰告白研修会を振り返って~聖書釈義と個人解釈~」 内山賢次
信仰告白をテーマに行った研修会(10/29)を振り返りますと 真摯にグループの40分間の話し合いが展開したことが5名 の発表者の報告から伺えました。私の教会、私たちの教会 の出来事として交流が深まったと感じました。教育委員会...
「ただ神にのみ栄光」 泉清隆
女性会機関誌「世の光」に日本バプテスト連盟医療 団牧師・チャプレンの宮川裕美子さんが「いのちをみつ めて」という文章を書かれていました。題は「SDG」の心 であゆむです。 最初に「SDGS」(持続可能な開発目標 Sustaina ble Development...
「神の国と神の義」 泉清隆
新生讃美歌293番「神の国と神の義」はマタイ による福音書6章33節をそのまま歌っています。 カレン・ラファティが1972年に作詞作曲してい ます。カレンはプロの歌手で、収入も多かったそう です。ところが主イエス・キリストを信じてクリス...
「バプテスト教会を考える~連盟70年史から~」 内山賢次
「教会形成に役立つ70年史」として編纂(2018年)された 『バプテスト連盟70年史』は☆「戦時体制の中での教会の 姿を検証し、成立に至る経緯から今日までの伝道方針・ 計画と諸課題などを検証、考察が加えられた歴史の記録」...