「土の器」 内山賢次
2023年2月16日、辺戸岬から与論島を眺めた。ヤ ンバルクイナの彫像の近くの「祖国復帰闘争碑」の 碑文に血がたぎった。“全国のそして全世界の友人 へ贈る”と題した石碑は沖縄県祖国復帰協議会が19 76年4月28日建立した。☆「吹き渡る風の音に耳を傾け...
「想像して連帯する」 泉清隆
沖縄での普天間バプテスト教会の神谷武宏牧師に より始められた「普天間基地ゲート前でゴスペルを 歌う会」に連帯して、福岡でも、2013年9月から、 故・田宮宏介氏(元・福間教会牧師)と松見俊氏(西 南学院大学元教授)によって始められ、同刻(毎月第...
「古賀バプテスト教会の始まり」 泉清隆
キリスト教には3つのお祝いがあります。一つは、 世界中の人たちがお祝いしている、私たちの救い主 イエス・キリストの誕生です。 1971年、アポロ15号のジェームス・アーウィン 宇宙飛行士は月面に着陸し月面を歩き、世界の人た ちを驚かせました。それならば、神がイエス・キリ...
「イエス・キリストが語られた言葉」 泉清隆
次週はペンテコステです。使徒言行録2章5~11 節には多くの言語が語られていたと書かれていま す。そして一人ひとりが外国語を語り出したとペン テコステの出来事が記されています。 今回、日本聖書協会の機関誌(ソア)の中に、髙橋 洋成(よな)と言う方が聖書の言語の通説に新たな示...
『あなたがたは世の光である』 金子政彦
糸賀一雄さんという方がおられます。日本の「知 的障害者の父」とも呼ばれています。戦災孤児と知 的障害児のための施設「近江学園」や、重度心身障 害児のための施設「びわこ学園」をはじめとした多 くの障害者施設の設立に携わり、知的障害のある人...
「イエスの現場」 内山賢次
今年のイースタ礼拝(4/9)で泉清隆牧師が選んだ 聖書の箇所は思いも掛けないルカ伝15章11-24節の 放蕩息子の場面でした。礼拝後の教会学校Bクラス では普段通りに宣教の分かち合いで、このイエスの 譬えが大好きだ、死んでいたのに生き返り、いなく...
諸教会・伝道所の皆さま
ウクライナ被災者支援募金への感謝主のみ名を賛 美致します。2022年2月24日にロシア軍によるウク ライナ侵攻が始まって1年2か月が経過いたしまし た。戦争の状況はいまだに終息せず、その影響は世 界中に広がっています。今も続く戦争による暴力が...
「共生」 泉清隆
朝日新聞4月16日の国際社説が目に留まりまし た。題は「ヌートバーと『ニッポン』」。記者が今回 のWBCで、日本代表として活躍した選手のなかで、 特に日系大リーガー・ヌートバーのことが気になっ たのは、走攻守そろったプレーに加え、開幕前に「侍...
「御国の祝宴に招かれて」 金子純雄
私事ですが、先週12日は父の召天記念日でした。 敗戦の翌年ですから77年も前のことです。 病弱な父でした。牧師でしたが、教会の講壇に立 つ父の姿はわたしの記憶にはありません。小康を得 て、連盟の前身・日本バプテスト西部組合の仕事に...
「イエス・キリストが十字架に架けられた日」 泉清隆
国立天文台と人間文化研究機構の学者の方々が共 同でキリスト処刑の日の特定という論文を出してい ます。最初に要約が書かれてあり「新約聖書にはキ リスト処刑の直前に皆既日食や月食があったことを 暗示する記述がある。これらを根拠として、キリス...