空気を読む「宗教」とキリスト者 金子純雄
先日、今日のメッセージに関連して、昔、読んだイザヤ・ベンダサン(山本七平)による「日本人は水と空気と安全はタダと思っている」を思い出し、手許にその本が見当たらないので、パソコンで検索してみたら、西南学院大学人間科学論集所載のF教授の表題の論文に目が留まりました。2018年に...
「休暇の報告」 泉清隆
4月に召された星野富弘さんの美術館は故郷の群馬 県みどり市にありますが、姉妹館として熊本県芦北町に 2006年に開館されました。星野さんの幼い時からの友 人たち映像がビデオに収録されていたものを見ることが 出来ました。展示されている詩画の中で「苦しくてどうし ようもない時...
「イサクの井戸掘りの深堀」 木村憲子
「世の光」6月号の聖書研究 第3回「寄留者イ サクの井戸掘り」から一部引用します。 ペリシテ地方のゲール(寄留者)となったイサクの 井戸掘りは、よそ者に対する排除のゆえに何度も挫 折を味わうことになった。イサクの井戸掘りには、 只生き延びるために水を求めることを超えて、自分...
「教会学校月間によせて」 杉本みぎわ
今年度の教会学校月間では、昨年度出来上がった 「古賀教会の信仰告白」を教会員皆で改めて読み返 し、バプテストの教会形成について学びを深めるこ とになりました。私自身初めて教育委員をお引き受 けし、そもそもバプテストにおける教会学校とは何...
インシャッラー 人間の分を知る謙虚さ 中村哲
現地では、未来の事を述べるときに、必ずといえる程イ ンシャッラー(神の御心ならば)」という言葉が登場する。 「荷物は○月○日までに着くか」と尋ねると、「インシャッ ラー、着くでしょう」と答えられ、しばしば到着しない。「こ の仕事を今年中にはやり遂げよう」と決意を促せば、「イ...
「1944年(昭和19年)、神戸へ。そして、戦死した2人の兄」 草場久子
私は1935年(昭和10年)11月1日に誕生しました。 来年90歳になります。5歳の時、父が病気で亡くな り、母も病気の身でした。太平洋戦争が始まって4 年目の1941年(昭和19年)3月、小学2年生の私は、 母の親戚が暮らす神戸の家に行くことになりまし...
「信徒宣教者の会について」 金子政彦
1.信徒宣教について 古賀バプテスト教会では、2017年4月の泉清隆牧師 着任以前から信徒宣教に取り組んでいます。私たち が加盟する日本バプテスト連盟は、信仰宣言の中で 「信仰の中心はイエス・キリストであること」、「信 仰の基盤(信仰の唯一の規範)は聖書であること」、...
《平和の砦の小石として》 内山賢次
戦争は人を殺し文化を破壊します。戦争は人間が 起こします。敗戦から79年後の現在まで、310万人 の犠牲者の上に平和が存立しています。「戦争は人 の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に 平和の砦を築かなければならない。(ユネスコ憲章...
「シャローム」 内山賢次
「こんにちは、お世話になります、おつかれさまで す、ごくろうさまです」とメールの冒頭の書き出し はどのように対処していますか。ごくろうさまは上 から目線、同僚あるいは目上の者には“おつかれさ まです”が一般的マナーのようです。カトリック系...
「神学校週間アピール 」 長妻克彦
私は西南学院大学でキリスト教のことを多少学ぶこ とができ、「若い日に汝の創り主を覚えよ」、「西南 よ、キリストに忠実なれ」という標語を若き日に胸 に覚えました。古賀教会に導かれてから、まさに「パ ウロが植えて、アポロが水を注ぐ」というように、...