「捧げもの」 内山信子
チャップリンの映画「ライムライト」の中で、彼 が踊り子にいうセリフではないが、「some money」 は欲しいが、清貧に甘んじて生きようと決めたのは、 いったいいつのころだっただろうか。 今年度教会の財務をお引き受けすることになり、...
「わたしは立ち上がりであり、命である」 金子政彦
立ち上がること、立ち直りのことを英語でResili ence(レジリエンス)といいます。この言葉は、心理 学用語でもあり、「困難な状況にあっても心が折れ ることなく、状況に合わせて柔軟に生きようとする 力」、「逆境や困難、強いストレスに直面した時のし...
「長寿祝福」 泉清隆
本日は礼拝の中で長寿祝福式を行います。「長寿 は祝福なのか」という問いかけがありました。それ に対して石丸昌彦(クリスチャンの精神科医)さん は「老いと祝福」という著書で「老いという困難の なかにいかに祝福を見いだすか」という問いかけが...
「神の国」 泉清隆
聖書教育の執筆を依頼されて、今、共同学習の大 人クラスと子どもクラスを書いています。その中の 一つの聖書箇所はマタイによる福音書20章の「ぶ どう園の労働者」のたとえのところで「天の国(神 の国)」のたとえが書かれてあります。そこには多...
「一粒の麦」 金子政彦
「よくよく言っておく。一粒の麦は、地に落ちて死 ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多 くの実を結ぶ。」ヨハネによる福音書 12:24 1.一粒の麦 …「自己愛」、「愛着」、「執着」、「こ だわり」、「習慣」の比喩 イエスさまのことば、「一粒の麦が、地に落ちて...
「深い淵の底から」 泉清隆
先日、休暇で九四国道フェリーに乗船し、何気な くフェリーの「非常の際の心得」 が目に留まり 読んで いました。そこには「非常の際にはご乗船中の海上 保安官、警察官、消防職員、自衛官、船員、牧師、 団体引率者などの方々にご協力をお願いする事があ...
「先達の信仰を覚えて」 木村憲子
1984年、私が古賀教会に初めて行ったとき、齊藤英 哉牧師(3代)1976年~1995年でした。印象深いこと として、バプテスマ式は、新宮の海岸で行われたことは、 初めての体験で感動を覚え自然の環境に感謝したもの でした。齊藤先生は地域の役も受けられてまさに地域に...
空気を読む「宗教」とキリスト者 金子純雄
先日、今日のメッセージに関連して、昔、読んだイザヤ・ベンダサン(山本七平)による「日本人は水と空気と安全はタダと思っている」を思い出し、手許にその本が見当たらないので、パソコンで検索してみたら、西南学院大学人間科学論集所載のF教授の表題の論文に目が留まりました。2018年に...
「休暇の報告」 泉清隆
4月に召された星野富弘さんの美術館は故郷の群馬 県みどり市にありますが、姉妹館として熊本県芦北町に 2006年に開館されました。星野さんの幼い時からの友 人たち映像がビデオに収録されていたものを見ることが 出来ました。展示されている詩画の中で「苦しくてどうし ようもない時...
「イサクの井戸掘りの深堀」 木村憲子
「世の光」6月号の聖書研究 第3回「寄留者イ サクの井戸掘り」から一部引用します。 ペリシテ地方のゲール(寄留者)となったイサクの 井戸掘りは、よそ者に対する排除のゆえに何度も挫 折を味わうことになった。イサクの井戸掘りには、 只生き延びるために水を求めることを超えて、自分...